自民都議連の都議連の重大な失敗。

 
小池都知事始動 都議会のドン、内田茂都議は欠席 都議会自民の重鎮「あなたの要望に応える必要はない」写真撮影拒否 (産経新聞) – Yahoo!ニュース

猪瀬前都知事の暴露記事からもう潮目は変わっている。それを分からずに自民都議連は「一族郎党云々」といった敵に塩を送る様な内部通達を出し、結局、自民の推薦を受けていない小池知事が誕生した。

普通の人間なら、ここまで来たらちょっとしたことで前舛添知事みたいに徹底的に叩かれるぞ、ということを意識すると思うが、自民都議連の連中はそうではないらしい。まあ今まであまりに都民、国民の目が行かなかったが故にその辺りの感覚がすっかり麻痺してしまっている、というのが本当の所だろう。それでも少しでも空気が読める人間であれば、小池が親の仇より憎い、と思っても、笑顔で出迎えるところだが(国会議員であれば、そのくらいのしたたかさは持っていると思う)、この肝心なところで一番やってはいけない対応をしてしまう情けなさ。

まあマスコミも悪い。都庁に出入りしている記者連中であれば、この辺りの自民都議連のムラ社会的な閉鎖的な体質は十分承知していたはずだが、情報が得られないのを恐れて見てみぬフリをしていたのだろう。ただ、いざ叩けるとなれば、あっという間に敵に回るのもマスコミの特性だから、しばらくは自民都議連叩きが続くのではなかろうか。これまでは、まだ自民側にもマスコミなどを使って小池知事を叩くチャンスもあり、状況は分からないところだったが、肝心なところで自民都議連は対応を誤ってしまった。もう挽回は難しいのではないか。

都民や国民にも非がない訳ではない。これまでしっかり監視出来てなかったという反省点があろうとは思うが、次回都議選で都民の意志がはっきり示されるだろう。

・・・話が固いな~(笑) しかしながら、自民都議連は流れを完全に決めてしまう重大な失敗をしたなぁ。その場面を今はっきりと見たなぁ、と思い、ちょっと書いてみた。

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