ボーノのListen to THIS Music -その15- Pink Floyd 『Wish You Were Here』

ボーノ(※筆者が大学の頃から使っているハンドルネームです)がお送りする音楽紹介記事。

今回ご紹介するのはピンク・フロイドの『Wish You Were Here』です。このビデオは2005年に行われたチャリティー・ライブイベント「LIVE 8」でオリジナルメンバーが相当久々に集結して行われた貴重なライブ映像です。(この後、キーボードのリック・ライトが亡くなったのでこれがオリジナルメンバーによる最後のライブとなってしまいました。) 存在すれば、オリジナルのミュージックビデオで紹介したいところなのですが、70年代のバンドなんで、そんなにミュージックビデオもないんですよね。

ピンク・フロイドと言えばプログレッシブ・ロックということになるのですが、キング・クリムゾンやELPなんかと比べるとピンク・フロイドは相当異質です。他のプログレバンドは音楽的な教育もしっかり受けた名うてのミュージシャン達が集まって、ロックをよりジャズ並に即興演奏も交えてプログレッシブに・・・まさに”進化した”ロックを作り上げたバンド達と言えますが、そこへいくとピンク・フロイドはギターのデイビット・ギルモアを除いて、それほど技術的に優れた、あるいは音楽教育をしっかり受けたミュージシャンもいません。しかし、そういった弱点を逆手にとって、コンセプトとSE音と音響で他のプログレバンドと同等に渡り合った、あるいは他のバンド以上に人気を得たバンドです。

・・・とピンク・フロイドのことを書くとどうしても長くなってしまうので、この辺で止めときます。

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