twitterについて考察しよう、と思って、試しに「twitter考」で検索してみたところ、これ以上付け加える点がないんじゃないか、と思うぐらいの素晴らく纏まったテキストにぶつかったので、もう書くの止めようか、と思ったのだが、一応、ほぼ毎日のペースでなんか記事を書こう、ということで、取り合えずやってみる。一般論は最後に少しだけ触れることにして、私のtwitter体験を主に書こうと思う。
さて、twitter。何でも半年遅れでブームに乗る私が、twitterの存在を知ったのは、3ヶ月ぐらい前。登録も簡単だったので、そのままサクッと会員に。最初は当然フォローする人も居らず、またフォローされることもなく、そんな状態で何となくつぶやいてみると・・・なんなんだこれは? 暖簾に腕押し、糠に釘。まるで井戸の底に向かって叫んでいるような感覚。なーんにも起こらない。一体これのどこが楽しいのか・・・と思って1ヶ月ほど。本当に独り言の様に、競馬で勝ったー、負けたーとつぶやいていたら、ぼつぼつとフォロワーが。その中には、純粋に競馬ファンもいれば、競馬に関する商売をしていて、フォロー返しをしてほしくてフォローしてきた人もいた。そんなことで、タイムラインが、競馬の話題を中心に流れていくようになった。それが私のtwitter体験の第一の波。
第二の波。私が今通っている「編集・ライター養成講座」でぷよぷよ等を作ったゲーム作家の米光一成さんが「キンドルで出版の形が変わる!」(※大幅意訳)とおっしゃっていたのを鵜呑みにした私が、その後、米光さんも講師を務めた「キンドルで青空を」というワークショップに参加した。そこで色々刺激を受けて、twitter上でも自然とキンドルに関する言及が多くなっていったところ、ワークショップの講師だった方や、参加者の方、更にはキンドルに興味のある方から、フォローされ、またこちらもフォローし、ということで、競馬と別に、ガジェット好き、という流れが加わった。(ついでに言えば、手元に新たなガジェットとしてキンドルが加わった(笑))
最近は私の数少ない友人、ブログのお仲間などとフォローしあっているが、まあ、今はそんなところかな。後、私が本当に好きなことと言えばカメラなんだけど、検索すれば当然カメラ好きの人に当たると思うのだが、今はなんとなく手を出さないでいる。
twitterが面白いのは・・・結構、濃ゆい、というか、ホットでかつ、重要と思われる情報がすぐ得られること。twitterで思い出話をする人はあんまりいないんだなー。また、私の場合、競馬とガジェットというあまり接点のない情報が交互に現れるので、・・・まあ誰のタイムラインでもそうだと思うけど、かなりカオス。ハイアーゲーム、引退、の情報の後に、iPhoneのオススメアプリの情報が載ってたり、ともう目茶苦茶なのだが、自分が興味のない話題ばかりに触れる人はそもそもフォローしてないから、決して退屈することがない。
もうひとつ面白いと思うのが、ユーザー同士の程よい距離感。例えば、チャットだったら、「こんにちは。」から始まり、席を外すときは「ちょっとトイレ行ってきます」とか、まるで相手に対面しているかのような気配りが必要だが、twitterの場合は、140字という文字制限のせいか、あるいは洪水の様なタイムラインの流れの速さのせいか、挨拶抜きでいきなり本題に入れるし、なにか直接質問されて、それにすぐ答えなくても・・・場合によって放ったらかしにしても、そんなに気まずくはならない。かといって、匿名ではないので、場が極端に荒れたり、ということもない。みんながtwitterならではの距離感を心得ていて、その中できちんとコミュニケーションを取っている。大勢の人とあまり疲れずに意見のやり取りをするには、かなり良い環境だと思う。
そんなことでフォロー数が増え、フォロワー数が増えると俄然面白く、熱を帯びてくるtwitter。twitterのフォロー数とフォロワー数って、その人の「好奇心 X 人脈」みたいな数値に思えるんだけど、どうかな〜。私が密かに考えてるのは、その道の権威でtwitterをやってる人にいきなり質問をぶつけてみること。twitterの文脈で行けば、相手がどこの馬の骨とも知れずとも、質問の質が高ければ、ちゃんとコメントを返してくれる人が多いはず。
内向的な私ではあるが、オープンなマインドのtwitter上で、もう少しフォローの数を増やして、知見というか、色々な空気を感じてみたいかな、と。今はそんな気持ち。
P.S.私の駄文より、こちらのエントリーの方がよほど分かりやすく、かつ情報量が多いので、twitterに関心のある方は、ご一読を。
「デメ研社説・twitter考 2009-10-15」
へー、そうなんやー。
今月登録してみたけど、やっぱりボーノさんと同じで
何が面白いのか分からず、3回でやめちゃった(笑)
でも読んだらまたやってみようかなって気になったよ。
きんちゃん、いらっしゃい。
面白いもので、ブログはやっててもtwitterはどうも肌に合わん、という人もいるみたいだから、無理にとは言いませんが、例えば、私は@bono1972でやってますし、米光さんは@yonemitsuで日々、つぶやいてますんで、・・・ついでに言えば、つぶやきシローも@shiro_tsubuyakiで本当につぶやいてたりするんで(笑)、その辺から再チャレンジしてみてはいかがかと。