奈良県警も、警視庁も甘く見てたんだと思う。日本で要人が暗殺されることなんてないと。しかし、事件は起きてしまった。
この件について母親と話したが、「なぜ、周りのものは『伏せろ!』の一言すら言えなかったのか。」と憤っていて、確かにその通りだな、と思った。ただ、故人を批判するようで申し訳ないが、1発目の銃声がした後でも安倍さん自身も自身の身を守るような行動は見受けられずそのことを母親に言ったら、「安倍さん、おぼっちゃん育ちだから・・・」と言っていた。
なるほど、安倍さんの政治は一言で言えばおぼっちゃんの政治だったのかなと。トリクルダウンと言っていたが、最後の一滴は庶民の元までは落ちて来なかったと思う。その結果、格差の拡大、貧民層の固定が起こり、テロ行為が頻発するようになった。
安倍元首相銃撃事件 ひろゆき氏、凄惨な事件防ぐには“無敵の人”を減らす必要があると持論― スポニチ Sponichi Annex 芸能
結局、ひろゆきの言う”無敵の人”の刃がとうとう政府要人にまで及んでしまったんだな、と。
一度落ちこぼれた人でも、別の活躍の場が見つけられる柔軟な社会を目指さないと。ブラック企業は有名無名問わず全てつぶすぐらいの勢いで、企業を救うんじゃなくて、個人を救う社会でないと。今はまだ世界平均で言えば、平和と言える日本だが、逆に今では平和ぐらいしか褒めるところない日本が、その平和すら失いそうになっている。
読み返してみると思わず安倍さん批判みたいになってしまったが、安倍さんはやれることはやったのだと思う。モリカケ、桜の会の件で、諸悪の根源みたいにいう人が結構いたが、私にはあまりピンとこなかった。極悪人でないことは見てれば分かるじゃない。
政権を握るモノは必ず悪いことをしていると信じ込んでいて、人格から何か遠慮無く攻撃していいと思っている人がとても多い気がするが、それはそれで危うい。
なんか文章が纏まらなくて、この駄文を公開するのもなんだか、という気になってきたが、今の日本は”無敵の人”に対して、あまりに無関心で冷たい。国民自身も、諸外国に比べて、自己責任論を語る人が凄く多い。まずそういうところから改めないと、この手の事件は今後も減ることはないだろう。