WordPressのサーバーを30分で移行した。もう「苦労した備忘録記事」でアクセスを稼ぐ時代は終わったのかもしれない。


ほったらかしの当ブログに何か書き込もうかと久々にWordPressのダッシュボードを開いたら、サイトヘルスのあれがダメだこれがダメだとアラートが出ている。見ると、PHPとMariaDBのこれらのヴァージョンが低いと出ていた。まあ、随分とほっておいたからなぁ。

そんなことで記事を書く前に一念発起し、サイトのメンテナンスをすることに。PHPのヴァージョンをWordPressの推奨基準内に収めるには、現在のcentOS7をアップデートするのが吉とのことだったので、OSの再インストールを決意。これは大仕事だぞ、と気合を入れるところだ・・・以前なら。

以前であれば、サーバー上のOSの再インストール方法を確認し、Firewallの設定、さらにWordPress一式の避難。SQLサーバーのアップデートとDBの再構築、PHPの最新ヴァージョンへのアップデート、その上WordPressの再設定、SSL証明書の再設定など事前に確認しておくべき項目は山ほどあった。

それぞれのトピックはネット上でバラバラに散らばっているし、また該当する記事に辿り着いても、自分の環境とぴったり一致ということは少ない。とんでもない試行錯誤の上、なんなら失敗するかもしれない。

けれども今はAIがある。

・・・話がここで終わってもいいぐらい、これがずばり結論なのだが、上記のあれやこれやはぜーんぶAIに聞けば一発回答。自分の環境に照らして全て教えてくれる。たまにうまくいかないときもあるが、その時は問題点を洗い出し、改善策を提示してくれる。

OSの再インストールなので、一旦データを全てローカルにダウンロードし、OS更新後にアップロードした。これに計1時間ぐらい時間を費やした。しかし、その他の作業はAIに聞きながらやって、実質30分ぐらいで作業を終えた。

滅多に使わないから一向に覚えないSQL命令文を全く書かなくていいし、confファイルも中身を書いてくれるからターミナル上で使うテキストエディタの使いかも覚えなくていい。サーバーから帰ってきたデータをそのままAIに読みこせてやりたいことを少し指示するだけ。

これできれいさっぱり、当サイトはOS、PHP、mariaDB滑ってアップデート出来た。

昔であれば、苦労してやっとわかった部分を備忘録などと称して記事にし、せこく閲覧数を稼ぐところであるが、いまやそんなこともあまり意味がない。分からないことは全てAIに聞け!以上!である。それに備忘録なんか残しても、その情報もAIに吸い上げられて、その元の備忘録を見に来る人ももういないんだろうし・・・

技術が広まった前の世界には戻れないし、現に私もその恩恵に預かっているので特に文句がある訳ではないが、それでも不安を感じる部分はある。AIに聞けば全て丁寧に説明してくれながら進めてくれるが、それでも目で追うだけでは理解できるはずもない。となると、やりたいこととその目的が繋がるのは良いが、その間のプロセスはなにせ理解しないのだから、それはすなわちブラックボックスに等しい。果たしてそれが人間にとっていいことなのか悪いことなのか・・・

それともこういう問題は産業革命のときにさんざん話つくされたトピックで、別段新しいものでも、心配するほどのものでもないのだろうか。

ちなみに新環境は下記のとおり。テキスト中心のものすごい低負荷の当サイトで特段どうなる訳でもないが、一応ね。

項目旧環境新環境
OSCentOS 7AlmaLinux 9
PHP7.4.58.3
MariaDB10.410.11

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です