唐突だけどmino HDを買った。理由は友人がくれたメールがきっかけ。それまでこのような商品がアメリカで流行っているとは全く知らなかった。しかしながら、一昨年ぐらいまではザクティでの動画撮影にハマっていたこともあり、また、おりしもYouTubeのHD化も始まり、私の中で一気にHDビデオ熱が沸騰してしまい購入を決意。しかしながら、日本では買う方法がない・・・。

で、色々アメリカのサイトを中心にネットを漁っていたら、eBayであれば、購入出来ることを発見。早速eBayの会員になって、なるべく怪しくなさそうなパワーセラーを選び、一発落札の品をゲット。220.89ドル+送料40ドル。PayPalで支払って、日本円換算で合計24,253円。まあ高くもなく安くもなく・・・といったところだろうか。これが1ドル120円とかだったら買ってなかったかも。ちなみに細かい話だが、輸入時のインボイスを見ると、申告価格が26ドルちょっとであった。定価近くで申告すると関税がかかるので、それをふせぐ対策であろう。

そんなことはともかく、4営業日ぐらいで無事、日本に到着。早速撮ってみたのが下記映像。

再生後、右下端のボタンをクリックしてもらうと、HQ(高画質)で表示されるので、パソコンのスペックに余裕のある方はそちらの映像を見て頂きたい。原寸のHD映像は上記の映像の真ん中あたりをダブルクリックしてもらうと、新規ウインドウが起ち上がるので、そこで画面右下の「HDで見る」をクリックしてもらうと1280*720の大きな画面で見てもらうことが出来る。

さて、買ってまだ2日目だが、感想をいうと画質は・・・画面上の物が激しく動き回ったり、急にカメラをパーンしたりすると結構つらいところはあるが、それでも折り畳み携帯と似たようなサイズでちゃんとHD撮影が出来るのはちょっとした驚きである。また、操作系が直感的で良い。次にすべき動作がボタンが光ってそれとなく教えてくれる。ちょっとおしゃれな箱といい、直感的に操作できるインターフェイスといいかなりAppleのこの手のデバイスの影響を受けている感じがして良い。

また最初から、YouTubeのHDファイル準拠とも言える、h.264のMPEG4ファイルは扱いやすいし、なんとハードウェアの中に、Mac用の映像管理ソフトも入っている。Vado HDの方が安いし、メモリの容量も倍であるが、Macユーザーの私としては素直にこちらを買って良かったと思っている。

ところで一点だけ注意事項あり。Mac用の付属ソフト、FlipShareであるが、これでそのままYouTubeに動画をアップすると、「高画質」再生が出来るファイルは作られるが、「HD」再生されるファイルは作られない。YouTubeの高画質再生は正直、ノーマルの画質が少しだけ良くなっただけのもので、HD画質には遠く及ばない。なので、YouTubeにアップする際は、そのままYouTubeのサイト経由で生ファイルをアップした方が良い様な気がする。

一昨年はどこか遊びに行く時は必ずザクティ片手に遊びに行っていた。今はそれがデジタルや銀塩一眼レフカメラに代わっているが・・・。しかし、いくら小さいザクティとはいえ、やはり上記の様な駅などの普段の生活の場面でカメラを回すのは勇気がいる。正直言って変に思われるだろう。それが、このmino HDなら遠めには携帯を弄っている様にしか見えないし、撮影してるのが周辺の人にばれてもあまり仰々しくないので、そんなに不自然ではない。ボディの小ささも重要だけど、いつでも比較的気がねなく撮影出来る、というのが一番重要。これから少し何気ないけど、ちょっと残しておきたい、という日常の一コマを細かく撮影して、ちょっと編集してみようか、などと思っている。

ざざっと書いて、大して見直しもせずこの記事をアップしてしまうが、まあ多少飽きることはあっても、これからずっとかばんやポケットに入っているんじゃないかな。ま、そんな感じでなかなかよく出来たおもちゃである。