・・・てなタイトルをつけてる時点で、かなり久々に記事を書く、ってのがバレバレなんだけど。
取り合えず今日から5連休。今のところ、大げさにどこかに行くっていう予定はない。仕事・・・は、まあまあ順調だろうか。問題は今のハケンの仕事をいつまでつづけるか、だ。う〜ん、特に予定がないのだったら、この際、真剣に自分の将来について自分自身と向き合ってみるべきなのかもしれない。・・・ドラクエなどやらずに(笑)
ドラクエと言えば、最近はゲーム漬け。もう数ヶ月も前の話だが、かなり太ってきたこともあり、思いきって「Wii」と「Wii fit」を購入。今でもほそぼそとWii fitは続けているのだが、その効果は・・・まあ、マイナス1キロぐらい? 太り続けて来たところを止め、更にマイナスに転じさせたのはある程度評価出来ると自分で思うのが、若いころだったらもっと簡単に痩せてたよなぁ、と思い、中年になってからのダイエットの難しさを痛感。で、当然他のソフトにも手を出している訳だが、運動系では「Wii sports resort」と「Punch out」を持っている。どちらも非常によく出来たソフト。これらを上手に使えば、より効率的なダイエットが出来るのかもしれないが、問題は、そうなると仕事帰りのプライベート時間のほとんどをWiiと共に過ごさなくてはならなくなること。いい大人になって、ずっとゲーム機に向かっているのは、いくら目的があるとはいえ、ちと辛いものがある。
秋口に彼女とニュージーランドに行く、という計画がおじゃんになってから、ある程度貯めていた貯金はリビングにプラズマテレビを買うことで取り崩してしまい、そこからなんだかんだでお金が貯まらない。英語の勉強もやらなくなって久しい。流石にこの辺りは、ちょっとたるんでるなぁ、と思う。
小説。最近、また「カラマーゾフの兄弟」を読み始めた。おそらくまだ20代だったと思うが、原卓也訳のものを読み、いつかもう一度読み直そうと心に決めていたのだが、どういう訳か一度読んだ本というのはどうしてももう一度読む気がせず、そんなこんなのうちに小説自体からも遠ざかってしまっていた。ところが、最近、村上春樹の「1Q84」を読んでからまた小説が読みたくなり、そんな時にたまたま見かけたのがNHKでやっていた「ロシア 心の闇」。この番組で解説をしていた東京外語大学学長の亀山郁夫氏が数十年振りにドストエフスキーの新訳版を発表し、それがベストセラーになっている、と知ったので、最近、この亀山版のカラマーゾフの兄弟を読んでいる。私は原卓也版が決して読みにくかったという印象がなく、それだけに特に亀山版が分かりやすくなっているとも思わないだが、とにかく圧倒的に面白い。村上春樹は大好きな作家だが、正直な感想を言うと村上春樹が逆立ちしてもドストエフスキーの足下にも及ばない、と思う。ただ、ドストエフスキー自身の人生体験もまるで小説かのごとく強烈で、その辺りは平和な日本に生まれた村上春樹に相当なハンデがあると思う。村上春樹が若い時分に自分の父親を殺され、自身が反体制活動によって死刑宣告を受け、シベリアで流刑生活を送り、死刑の直前で恩赦でなんとか故郷に戻ってきた、なんていう体験があれば、ひょっとしたらドストエフスキーに肩を並べる作家になりえたかもしれない。
・・・久々に長く書いた。写真が趣味になる前は、少なくとも週に一本はこのくらいの長さの記事を書いていた様な気がするが・・・、やっぱり書くことは面白いなぁ。でも、なぜか最近長続きしない。「長続きしない」というのは、僕の人生の本質だと思う。情けないけど。なんか情けない締めになってしまったが今回はこの辺で。