これ、ほんとに思うこと。わちさんとかは上手とか褒めてくれたけど、自分では本当にそうは思わないな〜。
写真は面白いのよ。時には言葉よりも雄弁に語る、というか。昔は本当に文章を書くのが好きで(今でも好きだけど)、そんなにたくさんの人が読むわけでもないのにブログの記事をせっせと書いていたけど、写真はその一枚だけでなんとなくフィーリングが伝わる部分があって、それは非常に濃密なやりとりだと思う訳。文章だと、正確な情報や考えを伝えるにはどうしてもそれなりに詳細を書かなくてはならず、それを読むにはある程度の時間が経過する訳で、そうするとその瞬間、こう感じた、というその一瞬が伝えられないんだなぁ。
だから、僕はこう感じたよ、というのをもっと写真で伝えられたら、と思うんだけど、なかなかね。・・・最近は色んな人のフォトログにおジャマしてコメントしたりしてるけど、概して思うのが、女性が撮る写真の方が繊細だ、ということ。今日も、神代植物公園に行ったら、がっちり三脚を構えた壮年の方々が一生懸命写真撮ってたけど、ま、負け惜しみかもしれないけど、なんとなくその人達の撮った写真って面白くなさそう、なんて(笑)?
男は凝り性だから、どうせなら、ということでガッチリ撮りたいんだよね。それは分かる。僕も男だから。でも、女性の方が、大体構えずに気に入った瞬間をパッと撮っている。で、その写真が実にその人の人となりをよく表してるんだなぁ。写真でその写真を撮った人の気分もある程度感じられるなんて凄いことだと思うよ。カメラに念を送ってるんじゃないか、なんて思っちゃうもの。
だから、もっと細やかな感性で写真を撮りたいなぁ、なんて。それには、もっと日常の何気ない一コマに気を配ったりだとか、人間の営みにもっと関心を持ったりだとか、写真のテクニックより自分の感性の感度を上げていくことが大事なんじゃないか、と。そうやって、もっと日常の物事に素直に感動出来る人間になれれば、きっといい写真を撮れるんじゃないか、と思う。
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