久々に音楽の話題。ベック・・・と言ってものこっちの人じゃなくて、
ジェフ・ベックの方ね。
昔、友人で、ジェフ・ベックに憧れてピックする親指の爪を伸ばして、さらに剥がれない様になんかで強化してるやつがいたけど、さっきNHK-hiでやってジェフ・ベックの2007年のライブを見ると、そんなに極端に親指の爪を伸ばしてる様には見えなかった。
しかし、ジェフ・ベックはうまいなぁ。いわゆる日本でいう3大ギタリストの中では一番うまいんだろうな。アームにライトハンドに、・・・あんまり詳しくないのでこれ以上例を書けないけど(笑)、プレイの正確さとダイナミックさに加え、音を表現する為の色々な奏法を駆使して、もうどんな音でもギターで出せるぜ、って感じ。
最後の方で、ビートルズの「A day in the life」を演るんだけど、あの複雑な構成の曲を基本的に一人で再現しちゃうからなぁ。
そして最後にビックリのエリック・クラプトンとの競演。オーディエンスの中にジミー・ペイジもいたので、どうせなら歴代ヤードバーズギタリストでなんかやってくれれば良かったのに。
それはともかく、クラプトンとの比較で言えば、クラプトンの出す音は、とにかく音程が安定していて、ビブラートの音程のコントロールも完璧。また、スムーズに繋がってゆく音はクラプトンならではで流石なんだけど、ちょっぴり演奏のバリエーションが少ない様な気がする。
一方のベックは、まあさっき書いた通りなんだけど、私みたいな普通のポップ好きにはちょっと難しいというか、あんまりキャッチーなメロディがなくて、やっぱり通好みの音なんだな。名盤の誉れ高い「ブロウ・バイ・ブロウ」とか持ってるけど、私の耳がお子様すぎるのか、あのフュージョンの世界には入り込めなかった・・・。
さて、話がちょっと変わるけど、やっぱりストラトキャスターはいいなぁ。ノーマルの状態では、シングルコイルらしい線の細い、まさにストラトとしか言いようがない枯れた音が出るんだけど、ピックアップをちょっと弄れば、まあレスポールとまでは言わないまでも、ハムバッカーを搭載したギター顔負けのリード向きの太い音も出る。見た目もいいし、ストラト買っちゃおうか。しばらく、エレキギターなんて触ってないけど、飾っておくだけでもカッコイイし(笑)
実はエレキはテレキャスターとSGを持ってるんだけど、SGはともかく、テレキャスターって結構弾くの難しいんだよね。それにビンテージのテレじゃないから、音がキンキンうるさくて。昔のテレキャスターの音を聴くとマイルドかつ出音も太く、しかもシングルコイルらしく各弦の音の分離が素晴らしい、と、とにかく言うことないんだけど・・・。
う〜ん、色々書いたけど、結局ベックファンではないから、そんなに深い話が書けなかった(笑) 反省!