えー、バカ丸出しのタイトルだけど、集客対策ということで。
さて、3月3日のひな祭りの日に、祭り気分とはほど遠い、貿易実務検定の試験をダブルで受けてきた。9時45分スタートのC級から始まり、B級の試験終了はお昼を挟んで、4時10分。流石に疲れたねぇ。タイトル通り2週間強の勉強しかしてなかったので、C級はともかくB級は無理かな、という事前予想であったのだが、その結果は・・・
自己採点だけれども、どちらも合格ラインに達していた。B級の合格ラインは正答7割、C級は8割ということだが、自己採点によるとB級は7割5分、C級は9割といった感じの得点だった。
そんなわけで・・・忘れないうちに試験の傾向を書き残しておこうと思う。
B級試験の内容と感想
貿易実務
結構、難しかった。論点も細かいし、公式テキストにない問題も少しだっけあった気がする。この科目の肝は、なんと言っても船積書類の穴埋め問題だろう。権利者、義務者の関係がしっかり頭に描けてないと、答えを全て逆に選んでしまう可能性がある。私はここを読み間違えなかったので、得点源に出来たが、これを間違っていたら合格ラインに届かなかったかもしれない。
貿易マーケティング
難しかった。ここが出来てなくて、正答率を下げる要因になった。出題の半分以上が公式テキストには全く触れられていなかった部分だった。隙なく勉強するのであれば、別のテキストが必要になる部分。同じ協会がやってるマーケティング・ビジネス検定というのがあるだが、そのテキストを使えば、正答率がぐんとあがるのかも?
貿易実務英語
まあ普通。TOEICなり英語の勉強を多少してないと難しく感じるかも。私の場合、ここで点を稼いだのだが、それでも易しい、とまで言い切れないのは、例えば、翻訳文として正しい選択肢を選べ、といった問題でも、どの肢も基本的には意味合い的にはほぼ正解で、その中からより正確な選択肢を選ぶ、といった感じで、正確な語彙力が求められる箇所がだいぶあったので。
C級試験の内容と感想
貿易実務
思いの外、難しかった。貿易実務に関しては、B級が各論、C級が総論といった感じなのだが、基本的なことと言えども、幅広く聞いてくるので、B級とは違った難しさがあった。
貿易実務英語
もの凄く簡単。例えば、正しい訳文を選ぶ問題でも、選択肢のそれぞれの意味合いがだいぶ違っていて、かなりあたりがつけやすい。全編においてそんな感じで、私はこのパートは満点だった。
さて私が今回受験に使ったテキストは公式テキストの2冊だけ。
「図解 貿易実務ハンドブック ベーシック版 第5版 「貿易実務検定(R)」C級オフィシャルテキスト」
「貿易実務ハンドブック アドバンスト版 第4版 「貿易実務検定(R)」準A級・B級オフィシャルテキスト」
B級に関しては、書店で買えない過去問集を協会のサイトから買ったのだが、時間がなくて使わず仕舞いだった。
まあ、そんなこんなで貿易実務検定を巡る冒険もこの辺で一休みにしようと思うが、貿易実務って結構面白い。B級のテキストは流石に実務寄りすぎで多少退屈だが、C級のテキストは純粋に読み物として面白い。実際C級の貿易実務ハンドブックは評判もいいようなので、まあ趣味で読むにはちと高いが、機会があれば是非手にとってもらいたいと思う。後、貿易実務英語は、TOEICのビジネスよりの出題と割と似ている。TOEICのPart6の問題を貿易実務で使う英語に限った感じの出題がかなりある。なので、英語学習者にも意外と役に立ったりする。
資格的にもめちゃくちゃハードな内容でもないので、興味を持った人はやってみると案外面白いよ、ということを最後にお伝えしつつ、オレ、おつかれさん、ということで。
※2020/6/23 更新。最新のC級テキストは下記の模様。ご参考まで。