民主主義の終わりの始まり。

1年前に直感 木村太郎氏「トランプ大統領誕生」なぜ予言できたのか (スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース

マスコミもアテにならないね。私もなんだかんだ言って当選はヒラリーだと思っていたが、すっかりマスコミの論調に乗せられた、ということなのだろうか。まあ、結局のところ、マスコミは自らの希望を報道内容に反映させてしまうんだろうね。

ところで、トランプが大統領になって日本への影響で言えば、経済ももちろんだが、国防が一番の焦点になると思う。アメリカが本気で米軍撤退を視野にいれるとなれば、これまでの憲法改正論議が国の存亡に関わるリアルな問題として起ち上がってくる。そういった状況になって一番困るのは日本の左翼ではないだろうか。米軍が撤退するとなれば、憲法9条の改正、国防軍の創設などが真剣に議論されるだろう。そうなれば、言葉は悪いが今の平和ごっこのようなことなことはしていられなくなる。

しかしながら、実際には、国内左翼はともかく、アメリカが実際に各国への派兵について大幅な変更をするとは思えない。例えば沖縄などはアメリカにとっても重要な戦略拠点でもあるし、また軍需産業も極端な方針変換を望まないだろう。

故に・・・一番の不安材料は、アメリカが”変わらない”ことなのではないかと思う。既にアメリカではトランプを我々の大統領とは認めない、との大規模な抗議運動もある様だが、その一方で現状のエスタブリッシュメントを中心と既存の政治を打破してくれるだろう、と期待する層も多数いて、それでなんとかバランスを保っている。(バランスを保っていると言ってもまだ政権移行も済んでないが・・・) しかし、トランプと言えども、そんなに簡単にアメリカの現状を変えられない様だ、ということをアメリカ国民が実感したとき・・・オバマが初の黒人大統領になった時も、社会の変革を期待されたが、そのオバマ時代よりもより大きな失望感がアメリカ全体を覆うだろう。

トランプ大統領の目新しさもなくなり、中間所得層の賃金は一向に上がらず、更にマイノリティが自分たちの立場に更に不満を持つようになった時・・・アメリカに本当のCHANGEが訪れるのかもしれない。

・・・綺麗に纏まった気がするが、まだ続く(笑)

数年前にアラブの春という中東地域の独裁政権が次々と倒れる事件があった。一方、イギリスのEU離脱に始まり、今回の最初は泡沫候補と見られていたトランプの大統領当選。さらには、今後、選挙を迎えるEU諸国も、極右、極左政党の台頭も十分に考える。これらを引っくるめて、後の時代から振り返った時、アラブの春と比較されそうな、あるいはそれ以上にインパクトのある民主主義、資本主義の大きな転換点であった一連の出来事として記憶されそうだな、と感じている。

いずれにせよ、今回のトランプ大統領の誕生は、アメリカでサイレントマジョリティがついに体制にNOを突きつけた最初の出来事として人々の記憶にずっと残るであろう。

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