MySQLのバージョンを5.6.35、phpMyAdminのバージョンを4.6.6にそれぞれアップデートした。MySQLはデータベースそのものなので、元に戻せるよう全てのデータをdumpしておいたが、アップデートに当って取り立てて不具合はなかった。参考にしたのは下記サイト。5.1から5.5へ、5.5から5.6へと2段階を経てアップデート。
>【Server】mysqlを5.1 から 5.5にアップデートをする方法 | Tips Note by TAM
> CentOSのMySQLを5.5から5.6にアップデートする | karakaram-blog
一方、phpMyAdminは少しだけ手間取った。アップデートは簡単だったが、
「設定ファイルが秘密のパスフレーズ (blowfish_secret) を必要とするようになりました」
「phpMyAdmin の設定保存場所が完全に設定されていないため、いくつかの拡張機能が無効になっています。理由についてはこちらをご覧ください。」
の2つのエラーが出る。新たにリレーショナル・データベースの設定が出来ないなど不都合があるので、下記の2つの記事を参考に設定。
> config.inc.phpの作成とパスフレーズの設定 – phpMyAdminの使い方
> phpMyAdmin の設定保存場所の設定 – phpMyAdminの使い方
ちなみに私の環境「CentOS 6.8(Linux)」においてphpMyAdminのインストール場所は「/usr/share/phpMyAdmin」。さらに上記記事の「create_tables.sql」というファイルは「/usr/share/phpMyAdmin/sql」フォルダに収納されていた。
ま、そんなことでようやっとwordpressが現在推奨する、PHP7、MySQL5.6という基準をクリアした。しかし、この推奨基準を満たしてるwordpressのサイトってかなり少ないのではないだろうか? ここの様な過疎ブログであれば、サーバーを止めて、最悪一から構築しなおす覚悟でアップデートも出来るが、そう簡単に出来るサイトばかりではないだろうし、レンタルサーバーは好きに環境を弄ることも出来ないし・・・。ただまあ前にも書いたが、現在の環境は超快適。PHP5.3を使っていた頃とは月とすっぽんぐらいレスポンスの速さが違う。言語の入れ替えだけで、ここまでサーバー環境が変わるとは思わなかった。とりあえずサーバー周りのアップデートはひとまずこれで終わりかな。