ソニーのワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット『WH-1000XM2』と『WI-1000X』を試聴してきた。

Bluetoothのイヤホン、ヘッドホンの購入を検討していて、銀座のソニーストアに行ってきた。目的の品は現時点(2017/10/02)で発売前のノイズキャンセリング(NC)付きワイヤレスヘッドホン『WH-1000XM2』と、同じくNC付きワイヤレスイヤホン『WI-1000X』。

ちなみに普段の私のポータブル環境だが、iPhone7 + OPPO HA-2(ポータブルアンプ) + Q-music QE80(イヤホン)という布陣。イヤホンに若干安物感があるが、それでもQE80は低音がズンズン気持ちよく鳴るお気に入りのイヤホン。ちなみに、通勤時に私以外にポタアンを持ち歩いてる人はあまり見たこと無く、たまに手元を見られたりする。多分、モバイルチャージャーも一緒に持ってると思われてるんだろうな。(HA-2にもモバイルチャージャー機能もあるので半分正解だが) そんな訳で手元はいつも相当ごちゃっとしている。まあ、その代わりそれなりの音が得られているのでそれはそれで不満はないのだが。

『WH-1000XM2』を試す。
で、上記の私の環境を一応のレファレンスとして、まずヘッドホンの方の『WH-1000XM2』を試す。ソニーストアでは当然の如くウォークマンとBluetooth接続してあったが、それを私のiPhoneにBluetooth接続し直して、普段聞いてるような曲を再生してみた。まあ評論家みたいにうまいことは言えないが、やはりヘッドホンはイヤホンとは別の世界。耳に刺さらない、全体的に耳を覆う優しい音の洪水が気持ちいい。音楽は可能な限り、ヘッドホンで聴くもんだ、と改めて認識した。

それはそれとして、私は驚きましたよ、Bluetoothでもこれだけ音の情報量があるのか、と。ま、もひとつサウンドの厚みみたいのに欠ける印象もなくはないが、DAPがiPhoneで、しかもBluetoothで、という条件を考えれば、長いこと使ってこれではやっぱり満足しないなぁ!とはならないでしょう、多分。

一方、ノイズキャンセリング(NC)機能だが、これは驚き!騒がしい周りの環境音が一切シャットダウンされる。しかもホワイトノイズもほとんどない。ただ・・・NC有効時の耳がつんとするようなあの感じ・・・やはり苦手。もっと正確に表現すれば、水中に潜って少しの間、息を止めてるような微妙に頭に血がのぼるような感覚。ネット上の意見を見てると、聞いてるうちに慣れる、という人と、どうしても酔ってしまうという人がいて、前者の方が大分多いのだが、私は長時間リラックスして聴いていられる自信がなかった。まあ、こればっかりは本当に個人差があると思うので、NC未体験で購入を検討されている人は、是非、事前にお店でチェックをしてほしい。

『WI-1000X』を試す。
ネックバンド式のイヤホン。ネックバンドはまあ気にはならない。あんまりこういうスタイルの人を街で見かけたことはないが。さて、肝心の音質は・・・うーん。少なくとも私のイヤホンよりは負けてるな。まあ、それもそのはず、有線でポタアンあり、の環境でBluetoothのイヤホンに音質が負けてるようでは、全く有線のイヤホンを使う意味がないが、それでも思ったより音が薄っぺらいな、という印象。イヤーピースを変えれば、もっと印象は変わるかもしれない。それでも、うちのエレコムのBluetoothイヤホン『LBT-HPC50ECBK』よりは音は出ていたが・・・。まあBluetoothのイヤホンはこんなもんか、という感じでヘッドホン『WH-1000XM2』の様にいい意味で期待を裏切られることはなかった。

ではノイズキャンセリング機能について。これもまた微妙で・・・。正直効いてるの効いてないのかよく分からなかった。その代わり、耳を締め付けるような嫌な感触もなかったけど。

という訳で、ヘッドホン『WH-1000XM2』にはある程度感動したが、イヤホン『WI-1000X』は正直印象が薄かった。イヤホンに限っては、もうBluetoothのイヤホンがどうしても欲しい、ということであれば、少し他のBluetoothイヤホンと聴き比べてみたい。

おまけ:『Bose QuietComfort 35』を試聴して。
ワイヤレスヘッドホン『WH-1000XM2』の直接的なライバルと看做される『Bose QuietComfort 35』。昨日、思わず聴く機会があったので、試聴してみた。

まずノイズキャンセリング機能だが、『WH-1000XM2』よりは外部の音を拾う。そして無音時のホワイトノイズもそれなりにある。ただし、装着時のNC特有の違和感は『WH-1000XM2』より薄かった。記憶が定かでないが昔、もっと前の世代のBoseのノイズキャンセリングホンを試した時に、あまりの違和感にびっくりして、それ以来ずっと試聴することすら敬遠してしていたのだが、これは思わぬ進化だと思った。外部の音が微妙に聞こえると言っても、音楽を再生すれば、もうほとんど外部の音が入ってこないのと変わりがない。

次に音質。同日に聴いた訳ではないので、どちらが上とも言いづらいが、こちらの『QuietComfort 35』も十分にいい音だと感じた。Boseお約束の低音が強調されているという印象もあまりなかった。まあ、『WH-1000XM2』も『QuietComfort 35』も1万円台以下の有線イヤホン、ヘッドホンから乗り換えて、こんなはずじゃなかった・・・ということにはならないだろう。

外観に関しては『QuietComfort 35』の方がカッコいいし丈夫そう。『WH-1000XM2』は先代の(『WH-1000X』※間違いをご指摘頂きました。)『MDR-1000X』のデザインを踏襲しており、全体的にプラスチッキーでしかも耳あての部分が結構盛り上がっている。また、『MDR-1000X』はアーム部分が破損したという報告がよく見受けられ、それを見ると後継機の『WH-1000XM2』もアームの耐久性には期待出来ないかな、という不安を感じる。

そんな訳で『WH-1000XM2』と『QuietComfort 35』に関しては、交互に聴き比べて音質でどちらが買いかを判断したいかな。同等であれば、丈夫そうでカッコいい『QuietComfort 35』を推したい。

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