「フォトログ・馬鹿ラッチ」なる写真ブログを運営している私であるが、1年ぐらい前からかな? ブログ上で知り合った Inagy Taka さんと今日、初めてミニ撮影会なるオフ会を開いた。
やっぱりブログでの印象と実際に会ってみての印象って違うものだね。真面目な人だとは感じていて、そこには違いはなかったんだけど、結構興味が湧いたことには集中してガツガツ行くタイプに見受けられた。実際はもうちょっと淡泊というか・・・まあ流行りの言葉で言えば、草食系男子かと思っていたので、その辺は意外だった。が、まあそれはそれ。ブログを通じて1年の交流よりも半日会って行動を共にした方がよっぽどお互いのことが分かった気がする。正直言うと私は人付き合いがどちらかと言うと苦手なので、そんな性格が災いしてかほとんど新しい友人が出来ないのだが、タカさんとはこれを機に交流を深めていけたら、と思う。
で、お互いカメラが趣味なので、当然お互いの機材を説明したり、借りたりしたのだが、いや〜、良くない! 目の毒というか、目の猛毒(笑) これ凄いじゃん! これ便利だな〜、の連続。少なくとも私は物欲を刺激されまくって帰ってきた。
お高いレンズなどもお借りしたのだが、何と言っても良かったのは、アングルファインダー。ペンタックスで言うところのレフコンバーター。ファインダーの像をL字型に上に送って、カメラを地面すれすれに置いても真上からファインダーの像を確認出来るという道具なのだが、これまで超ローアングルはノーファインダーで適当に撮って、その中から当たりの写真をチョイスしていたのだが、やっぱりきっちりファインダーで確認出来るのは素晴らしい。は〜、知るんじゃなかった、のうちのひとつ(笑)
さて、今日、行ってきたのはありがた山を含む南山近辺。
[googlemap lat=”35.63155841186143″ lng=”139.51040267944336″ width=”450px” height=”225px” zoom=”14″ type=”G_HYBRID_MAP”]東京都稲城市[/googlemap]
丁度、緑で覆われているところ。断崖絶壁があったりとなかなかスリリングな場所だった。が、奥深く入ると、めちゃくちゃ開発が進んでいる。ある場所は道路予定地なのか、ダートのS字カーブがまるでラリー場の様であったし、また別の場所は、戦隊ヒーローと敵が戦いそうな段々にざっくりと削られている平地になっていたりした。まあ、私の住んでるマンションなんかも開発のおかげで建っているので、後発の開発地域を声高に批難することは出来ないが、それでも開発というのはこんなえげつないことなんだなぁ、と実感した。
ここを切り崩さないと稲城市というのは発展しないのか。そろそろ開発は止めてありのままの自然を守った方が、地域のためになるのではないか。そういう声があるのも十分うなずける。例えば、新百合ヶ丘まで真っすぐ通る幹線道路でも通るならまだ分からないでもないが、南山の南側にはよみうりゴルフ倶楽部のコースがあって、どこにも南へ抜けられる道はない。住宅用地ならまだ若葉台にいっぱい空きがあるだろうし、南山の開発というのは結局なんの為にやっているのだろうか?
まあ私は色んな人に指摘されるのだが、かなり人の影響を受けやすいので、自分の中で南山という存在が一気に大きくなってしまった。最近、競馬にのめり込みつつある、というのは悪い影響だが(笑)、地元の環境問題に関心を持つというのは良い影響であろう。
とにかく、自分の世界を広げるのは、やっぱり人との出会いだと今回、痛切に感じた。人より体力が劣るのを負い目になかなか自分から人との交流を図ることが出来ないでいるのだが、やっぱり積極的に人と関わりあいを持つということは、損より得することの方が十倍ある様な気がする。