実は宣伝会議の編集・ライター養成講座というのに通っている。誰にも言ってなかったけども。お前は編集者やライターになりたいのか？と問われると実はよく分からない。とある女性のいい歳こいて何をやりたいかハッキリしていない30代男が嫌い、という話を聞いて大いに凹んだのだったが、今の私がまさにそんな状態。ただ漠然と、少なくとももう少し文章うまくなりたいなぁ、写真は大好きだけれども、文章を書くのも好きなので、このブログも「フォトログ・馬鹿ラッチ」ぐらいのアクセスがあればなぁ、という、恐らく受講生の中では下から数えて何番目か、いやもしかしたら一番下かもしれないモチベーションで受講してしまっているのである。しかし・・・

これまで2回受講したんだけど(毎回出版界を中心とした一流の編集者・クリエイター達が講師になる)、私のモチベーションはともかく面白い！ もちろん講義内容も面白いんだけど、たった2回の受講ではあるが、何より講師の生き様というか個性というか・・・頭の回転の早さと行動力、そしてポジティブな考え方には非常に刺激を受けた。それにしても、授業は常に、おー、そこまで考えるか？と驚きの連続。まあ、モノ書いたり企画を立てたりでメシを食ってる人達だから当たり前と言えば当たり前なんだろうけど、感じることの面白さ、自分の「好き」に嘘をつくことなく、人を引き寄せる企画を立てることの凄さと面白さに普通に感動。ま、もちろんここから授業も厳しくなってきて、あんまり暢気なことは言っていられなくなるんだろうけども。

そんな訳で、私がかつて倉本美津留氏がやってた「キリンビール大学理事長室 笑学生」に応募してたころを思い出して、もういっちょ色々考えてみようか、と思う。ちなみに私は第41回、51回、52回の優勝者なので、(今思えば、人生の一つのピークだったかもしれない?)、お時間のあるお方は、私のアホの解答を見てやってくださいまし。それにしても、あの時はまだ「ケータイ大喜利」とかなくてねぇ。「理事長室」に参加しているのも100人以下だったので、簡単ではないけど入賞はしやすかったよね。あのころから「理事長室」に投稿してたM本さんは「ケータイ大喜利」でもよく名前を見るからなぁ。・・・たまには私もケータイ大喜利のネタでも考えるか。おっと軽く自慢と大幅な脱線。

ま、とにかく認められたいって欲もあるにはあるけど、まず話をしっかり聞いて、課題にもしっかり取り組んでいきたい。なんて言うか、編集・ライター養成講座ってよりは、編集・ライターを通しての生き方講座みたいな感じで、次が楽しみである。