編集・ライター養成講座・受講ログ「原稿の書き方(1)」

色々すっとばして、いきなり昨日受けた受講ログに移るが、これまでの講義が決して特筆するに値しない、とかそういうことではないのであしからず。講義の後の飲み会で、私が結構居眠りしてる、との指摘を受けたが、そんな馬鹿な! ・・・見られてたなんて(笑) あ、後、今回は余計な話も少々。

さて、今回の講師は岩本隼氏。で、この岩本氏、プロフィール紹介は一切なしで、先頭に座っている受講生に、本の著者略歴を書くつもりで、という体で、いきなり先生の略歴を尋ねさせた。正直言って、突然インタビュアーになった受講生同様、私も全然岩本氏のことを存じ上げなかったので(失礼! まあ、この記事は99.9%氏の目に留まらないと思うけど。残りの0.1%は、御年の割には、コピペとかのパソコン用語を知ってらしたし、受講生の作文が盗作でないかどうか、ネットを使ってチェックもされるそうなので、可能性がゼロとは言えないから)、インタビュアーの彼と共にドキドキしながら聞いた。

1941年、満州生まれ。東大文学部文学部仏文科卒。TBS、番組制作会社テレビマン・ユニオンを経て、週刊新潮のライターに。その後、20年間に渡り「CLUB」などのコラムを受け持つ。代表著作に「マンボウの刺身―房州西岬浜物語」等。

私がメモったところではこんな感じ。間違ってたらごめんなチャイナ。岩本氏は編集・ライター養成講座を第3回から講義されているそうで、出される課題は基本的に毎回同一で「自分の住んでる地域の中という枠でルポを書く」というもの。以前はこの「ルポを書く」という括りはなかったようだが、とにかく講義は、以前の受講生が提出した過去の課題文を元に、講評を加えるというスタイルだった。

氏によると、記事は基本的に3種類あって、「調査物」「ルポ記事」「エッセイ」に分かれるそうな。
「調査物」というのは、基本的に引用文などを用いて書かれた原稿のこと。「ルポ記事」はインタビューを中心とした記事。「エッセイ」は・・・まあ、分かるよね。

そんなことで、講義のエッセンスは、自分が今書いている文章は、調査物なのかルポ記事なのか、それともエッセイなのか、というまず立脚点を確かめるということと、結局のところ、どの部分を一番掘り下げて、追求して書いていくべきなのかをしっかり意識する、ということだったと思うのだが(違ってたらごめんなチ(略))、ここで我々に与えられた課題は「ルポ記事」。これは嫌でも、どんなに人間関係の構築が下手な私でも、流石に文献、ネットの情報の引用だけで済ます訳にはいかない。嗚呼、これぞまさに「課題」! この機会を喜ぶべきか、悲しむべきか。

とにもかくにも原稿用紙5枚分の作文を書くべく、地元にまつわるネタを探して、誰かを捕まえてインタビューをしてこなければならぬ。こっちは別に仕事してるぞ! とか、とにかく面倒だぞ!といった言い訳は利かない。

さて、舞台は移り、受講後、突然提案された岩本氏を囲む飲み会に参加。え〜と、ここからは私個人のウダ話なので、関心のない人は別のことに有意義に時間を使ってくらはい。・・・で、飲み会に参加したんだけど、そこで改めて自分のコミュニケーション能力のなさを痛感する。もう夜も更けるとかなり疲れてる、とか、ちょっと風邪気味だった、とかの言い訳は出来なくもない。しかし、こうも人の話に対して、反応出来ないものか、と我ながら呆れ返る。これは編集・ライターうんぬんというより、人として問題があるレベルである。人間関係の構築なくして成功なし!とはいつも思うのだが、頭が働かない、言葉が出てこない・・・。場を盛り上げられる同年代の人達の10分の1でもいいから自分にそのエネルギーがあったら、と思う。

されど、出来ないもんはしゃーない。コミュニケーションを諦める訳では決してないが、自分なりの相手に誠意が伝わるようなやり方を見つけるしかない。結局、人と繋がらないことには何も生まれないのだから。そんな訳で、そんなケーハクな話題で盛り上がりやがって!と憤ったり、その場を盛り上げる力は素晴らしいよ。とうらやましがったりしながら、結局いつもの様に静かに人の話をうなずきながら、ウーロン茶を飲んでいたのだった。

こんなダメな私であるが、意外にも奇特な数名の受講者がこのブログを読まれている、とのことなので(アクセス解析をみると、本当か?と疑ってしまうが(笑))、これからも御付き合いの程、よろしゅう。

編集・ライター養成講座・受講ログ「原稿の書き方(1)」」への5件のフィードバック

  1. 私も夜更かしにつき、コメント返ししてみます(笑)

    僕もセミナーなどを聞いていると、ついつい居眠りしてしまったりします。かなりエキサイティングな話をしてくださると眠くならずに済むのですが、手元に資料などがあったりして、帰って目を通せばいいやといった安心感は非常に危険です。

    ボーノさんの文章って読みやすくて面白いですねぇ。編集・ライター養成講座を受けていらっしゃるところから推測するに、物書き関係のお仕事なんですか?

  2. はは、どうもどうも。こうして夜更かしをしているのも、実は明日が有給だからなのです。

    まあ、それはよいとして、私はライターもどきになれればいいなぁ、と思ってるだけの、その実態は、いい歳をした派遣社員なのですが、遅まきながら気付くと社会の底辺をうろついていることに愕然とし、何か行動を起こそうと思った次第です。

    私の文章がtsuboiさんからみて、読みやすい代物であったなら、これはもう望外の喜びです。この喜びを胸に・・・取り合えず今日のところは寝ます(笑)

  3. 昨日はおつかれさ?ん!
    このブログを読みに来る奇特な人間の一人になれて光栄だ(笑)

    でもね、ああやって受け身で話を聞いてくれる人間がいるから
    ああいう場が成り立つのだよ。全員が自分勝手に話してたら
    コミュニケーションにならんがな!
    ボーノさんなりの立派なコミュニケーションが取れてたと思うぞ。
    また17日、聞き役たのんまっせ!

  4. いや〜、そうやって言ってくれるのはきんちゃんだけです。
    愛してるよ!(愛するな!(笑))

    17日はまたヨロシク。堀井さんの課題を取るか、新年会を取るか、といった状況にならないように課題やっとかんと。

  5. か、課題か・・・ぐふぅ
    今、月例のDM仕事で追い詰められてるからな?
    やっつけにならんようにせなっ!

    つか、愛さないで????
    男から愛されるとへこむかもぉ(苦笑)

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