昔通った編集・ライター養成講座の同期のお友達に誘われて、yoko nagaiさんのライブを観に、横浜の伊勢佐木町まで行って来た。編ラの同期の彼女とyoko nagaiさんがお友達で・・・というご縁。おべんちゃら言う訳じゃないけど、ピアノ弾き語りのああいうライブは結構好き。あんまり褒めるのちょっと照れるが、詩と曲とが相まって、始めて伝わるものを彼女は知ってるなぁ、と。
おそらく、だけど、作詞だけ見てもそんなにぐっと来ないのよ。割と普遍的な、悪い言い方に聞こえるかもしれないけど、等身大のありふれたことを詩にしてるから。ただ・・・同じ事の繰り返しになるけど、曲に乗った時に聞こえるこの詩が、どういう感情を想起させるか、というのが、ちゃんと考えられてるというか、自然に表現出来てると感じた。で、音楽でそういう表現を出来る人は純粋に凄いなぁ、と思ったりして。
あとね、声。ピアノを弾きながら、きちんと声を出して歌うことが結構というか、かなり難しいのをみなさんご存じだろうか?(笑) あんまりそこに感動する人少ないと思うけど、ピアノを弾きながら、きちんとボーカルの音量を保ってることに感心した。プロだねぇ。
そして・・・編ラの友人が作詞した曲、初お披露目? これが敢えていうが、歌詞がドーンと主張してる結構頭でっかちな曲で(笑) 聞いたら、先に詩があって、詩の主張が強いから、曲を付けるのに苦労した、とのこと。ご本人はいつも曲から先に書いて、後で詩を付けるんだそうな。私はこの曲を聴いて、作詞って凄い難しい!と実感した。
でもね、編ラの彼女の地元、横浜への愛と、yoko nagaiさんとの深い友情が感じられて、まあ、初めてのコラボということで、多少のぎこちなさはあったけど、感慨深いものがあったし、ショーのアクセントになってたと思う。
ちょっと日頃の疲れが溜まってて、夕方からの親睦会は遠慮させてもらったけど、いいもの見せてもらった。
あとね・・・やっぱりお互いを高めあえる友情って素敵だな、と。互いに愚痴を言い合って、お互いの底辺っぷりを知って安心しあう様な友情は駄目よ(笑) 誰かに何を与えて欲しいのであれば、まず自分が誰かに何かを与えられる存在にならないとねぇ。ま、おいらも頑張らねば、と思った次第。・・・それと、ほったらかしにしてたギターとピアノとウクレレのどれかをまたちゃんと練習しようか、とも思った。やっぱり音楽で何かを表現出来ることは素晴らしいことだからなー。ま、そんなこと。
yoko nagaiさんのオフィシャルページ
http://yokonagai.com/home.html