ゴルフという名の打ちっ放しに通い始めて、かれこれ5ヶ月ぐらい? まあびっくりするぐらい上達しないんだけど、コーチを頼むほどお金もない、ということで、日々、本やらYouTubeやらで情報を集めている。
で、毎月21日は月間ゴルフダイジェストの発売日なので、買おうと思って本屋に立ち寄ったら(ところで個人経営の本屋って変な店員多いよなぁ・・・ま、その話は別の機会に)、他に目を引く雑誌があって、そちらをパラパラと立ち読み。結局そちらを購入して帰宅。
その本とは・・・。
引っ張るほどの話でもないが(笑)、
アルバ増刊 ドローボール大作戦 2013年 3/21号 [雑誌]
あんまり記事を勝手に紹介するのもあれなのだが、元阪神タイガースの矢野燿大が高橋勝成プロに教わるという記事があって、これがなんつうか、今日練習してて役にたったのよなぁ。まあスイングの基本うんぬんというのはとりあえず置いといて、高橋プロ曰く、野球やテニスはボールに対して胸が45度に開いた状態で真正面に球を打ち返す、と。しかし、ゴルフの場合、飛球線に対してインパクトの瞬間、肩は平行になっている。言い換えれば、インパクトの瞬間は肩とクラブは90度になっている。つまり肩の開き具合は、ゴルフの場合、野球やテニスに比べて45度閉じた状態でインパクトして始めて正面にボールが飛ぶ、という訳。野球経験者などはそこを勘違いして野球の真正面で打とうするから、全部スライスしてしまう。そこでまず高橋プロは、ゴルフにおける真正面に打ち返す感覚を養うため、矢野に対して、体重移動せずに、サードゴロの様な引っかけの球をいっぱい打たせる。何の練習か分からずに引っかけの球をいっぱい打つ矢野。しかし、これはフェイスをしっかり返して球をしっかり捕まえる練習なのであった。その後、置いてあるボールをピッチャーが投げた球だと思って打って下さい、と言われ、振りかぶってタイミングを取ってスイングするもドスライスを出す矢野。いや、さっきみたいに引っかけに行かないと、とアドバイスする高橋プロ。するとどうでしょう、矢野的にはサードゴロのつもりが、バックスクリーンへ一直線的な力のあるドローボールが。矢野は、今までこんな球みたことない、軽く300y出ましたよ、と満々の笑み。まあそれしきのことで300y出てしまうあたりは流石元プロ野球選手。
てな具合で、他の球技とゴルフでは真正面に打ち返す感覚が全然違うという話。そんなわけで、オレも真似してみたのよね。オレは左打ちだから、気持ちはファーストゴロ。そうすると、引っ張ろうとして下半身がいつもより早めに素早く動き出す、ところがクラブは長いので、腕はそんなについていかず、結果胸の真正面でボールを捉えて、見事真正面にボールが飛んで行った。これでもかと引っ張りに掛かっても、ボールはファースト方向には行かない。その代わり少しでも振り遅れると盛大にサード側にボールは逸れていくのだが(笑) そんなわけで、いくら引っ張りに掛かってもそっちの方向にボールは行かない、というのが分かっただけでも、打席で相当余裕が生まれる。
ゴルフスイングは色々な要素が絡み合うので、そこまで単純にスライスが解消される訳ではないが、少なくとも他の球技とゴルフの真正面にボールを打ち返すやり方は全然違う、というのを頭に入れとくだけでも、結構違う。
そんなことで、やればやるほど色んな発見があって、これでコースなんか回るようになったら、オレ、ゴルフ以外のことは考えられなくなるんじゃないか、と心配。もっとも今はお金が全くないので、そんな心配は無用なのだが(笑)