ミラーレス一眼レフカメラについていつも思うこと・・・。本体が小さい、軽いというのは本来であれば、喜ぶべきことなんだけども、画質を追求しだすと、どうしてもレンズは大きく、重くなる。大体、そんなにいい画を吐き出さない標準のズームレンズでも、コンデジと比べれば遥かに出っ張ってしまうから、縦横だけいくら小さくしてもあまり意味がない・・・と思う。むしろ、レンズが大きく、重くなった時、カメラ本体にもある程度の重量と体積がないと操作がしづらい。
そんな訳で、報道の人がよく使ってる真四角のでっかい一眼レフもあれはあれですごく合理的な形なんだよね。2kg以上あるレンズを取り付けても、ある程度バランスが取れる重さと、縦、横位置の写真でも、違和感なく、シャッターを切れる真四角という形の合理性。
ま、何が言いたいかというと特に言いたいこともないんだけど(笑)、少なくともレンズに技術的なブレイクスルーが起きて、すごく小さいのにとてもよく写るレンズが発明されない限り、ミラーレス一眼っていちまでも中途半端な位置づけだなと。
ただ、電子ビューファインダー(EVF)にはまだまだ伸びしろがあると思う。いまのところ、EVFはペンタプリズムファインダーなどの従来の光学ファインダーに較べて、画像の粗さ、見づらさ、若干のタイムラグなどまだ追いついていない部分があるようだが、ファインダーで撮れるそのままの画が確認出来るのは結構大きい。光学ファインダーだと、ピントと画角は確認できるが、ボケの具合、露出の多少までは確認出来ない。それにファインダー越しに電子画面を見せるのであるから、画面での情報の表示の仕方も自由自在。光学ファインダーと同レベルの見やすさになれば、いよいよ光学ファインダーはお役御免となるのかもしれない。
・・・なんか話が整理されてないが、そんな感じ。
参考:光学ファインダーと電子ファインダーの違いとメリットデメリットの比較|デジタルカメラとレンズの簡単比較と使い方