小雨に霞む調布市花火大会(2008)。

昨日(2008/08/23)、調布市花火大会に行ってきた。今回は一人でただひたすら写真撮影が目的だったので、事前に落ち着いて写真の撮れそうな(?)有料席を購入して、参戦。買ったのは末席のD席で、行くと入り口で一人分のシートが渡され、ロープで囲った敷地内ならどこでも座っていい、という感じの席。・・・まあ野球場でいうなら、外野の芝生自由席みたいなものか。これに2000円は高いか、安いか・・・、まあ、高いと思うな、僕は。

さて、本番当日なんだけど、朝からなんだかぐずついた天気。土砂降りはなくても、小雨パラパラは十分に予測出来る天候。花火大会当日って、本当にこんなんばっかりだな。

5時半頃、スクーターで自宅を出て、本当はダメなんだけど、電通大グランドから徒歩5分ぐらいの住宅地の一角に路駐して、会場へ。着いたのは6時20分ぐらいだったかな。敷地の3分の2ぐらいが既に埋まっていただろうか。とにかく、後ろに人がいないようにする為、ロープを完全に背にした位置にシートを敷いて、そこに三脚を立てて、しばらく、ぶらぶら。それにしても、僕が見た限りでは、D席で三脚をデーンと立てるのは僕だけだった(笑) 結構恥ずかしかった。

今回は、カメラ2台体制で臨んだ。一つは、フィルム一眼のMZ-3。もうひとつはデジタル一眼のK100D Super。適当に交互に使って、K100D Superで撮った方は早速ブログにアップしたけど、フィルムは明日現像に出す予定。大した写真が撮れる訳もないのは分かっていたので、フィルムは36枚撮り2本まで、と決めていた。それでも現像してそれをL版プリントしたら結構な値段になるけどね・・・。でも、一度、三脚、バルブで撮った写真を印画紙に残して置きたかったのよ。果たして、どんな仕上がりになっているか・・・。失敗作だらけでもそれはそれでいいんだけどね。フィルムで撮るとこんな感じになるよ、ってのが掴めれば。

そんなことで、本番が始まれば、大体のフレームをファインダーからチラと確認して、後はレリーズのボタンを押したり離したりしながら、なるべく・・・というか、ほとんど肉眼で花火を観た。肌寒く、あいにくの小雨模様。上空はもやか、無風の為、花火の煙が移動しなかった為かは分からないが、高く上がった花火ほど霞んで見えた。そんな訳で、花火を観る条件的にはあまり良くなかったけど、それでも、ドーンと腹に響く音と、色とりどりの花火。一斉に花火が開いて、一瞬真昼の様な明るさにまでなると、一斉に歓声が上がる。やっぱり、いいもんだねぇ、花火は。

でも・・・一人の花火は流石にちと寂しかったかな。何しろ、周りは家族連れかカップルばかりで、野郎一人で来てるのなんて、僕ぐらいだったもの。他の観光地とかは、カメラさえ片手に持ってれば、そんな寂しさは一切感じないんだけどね。

と、まあ、そんなこと。今年、まだ花火をナマで観る機会は果たしてあるかな?

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