S660試乗。

 
S660
先日の火曜日、S660を借りて、箱根、静岡方面に行って来た。お値段はオリックスレンタカーにて24時間約1万円。いつも激安レンタカーを借りてる身からすると高いが、一般的なレンタカーとしては常識的な値段。ただ、土日は予約取りづらいんだろうなぁ。

借りたのはCVTモデル。本当はMTが良かったのだが、嫁さんがMT運転出来ないし(嫁の免許はAT限定ではないはずだが・・・)、ロングドライブが予想されたので、どこかで運転を代わってもらうべくCVTモデルを選択。・・・というか実際には借りたオリックスレンタカーのお店にはCVTモデルしか置いてなかったんだけど。ちなみに、Honda Cars 東京中央だとS660のみならず、ホンダの色んな車種のMTのレンタカーが揃っているのだが、料金がちょっと高め・・・。それでも機会があればそちらも利用してみたい。

さて肝心の走りだが・・・普段、たまにレンタカーでコンパクトカー借りるぐらいの人間なので、その辺を割り引いて受け止めて欲しいが・・・軽とは思わせないぐらい、という形容が全く必要ないほど、どっしりとしてる。S660に乗ると普段乗るコンパクトカーがいかに腰高で、タイヤも頼りないものか、というのを痛感する。コーナーでも地面に4角がべったりとへばりついて、大してロールもしない。だからついつい車幅が大きいクルマと勘違いしてしまう。なので・・・今回認識を新たにしたのだが、常識的なスピードで走っている限りはスポーツカーの方が安全だな、と。日常でも飛ばすつもりがなくても、高速の出口のRのきつい出口とか、ついついオーバースピードになってしまうことがあろうかと思うが、そんなときでもS660では全く不安感がない。

あと、このクルマはミッドシップ型でエンジンがシートのすぐ後ろにあるのだが(下の写真をご参照あれ)、ハンドリングは思ったより素直だった。小ぶりのステアリングで、反応もクイックだが、かといって高速道路で事細かにハンドルの微調整をしなければならないほど神経質でもない。ただ、途中で雨が降ってきてしまったのだが、滑りやすい路面でアクセルをぐっと踏むとリアタイヤから押し出される様な感じがあり、その際は微妙なステアリングの調整を余儀なくされる。それに直進安定性もFF車に比べれば劣るが、すごく気になるレベルではない。これが普通のセダンだったら、ちょっとイヤかもしれないが、この手のスポーツカーはリア駆動であることを意識しながら乗るものだと思うので、むしろ喜ばしい反応だと思う。

S660

加速性能だが、そこそこある。ワインディングロードの上りで、ある程度標高が上がってくるとアクセルの反応が鈍く感じる時もあるが、それ以外は気持ちの良い加速。現代のクルマにはめずらしく若干のターボラグも感じて、アクセルを踏み込んでしばらくペダル位置をキープしていると更にパワーが増すような感じだった。まあミッドシップだし、狂った様に出力があってもコントロール不能なので、怖くなく、しかしストレスもほとんどなく、で、よいエンジンだと思う。

後、このクルマ、一応オープンになるんだけど、手動なんだよね。だけど、この屋根の取り外しが結構たのしい。最初の状態の屋根はこんな感じ。
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この屋根の布を外して、ボンネットの収納スペースに入れる。
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折りたたんで入れた状態。ちゃんと畳まないと入らない(笑)
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収納スペースの蓋を閉める。
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オープンに!
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まあ電動オープンの方が楽だしかっこいいとは思うが、これはこれで儀式として楽しいもので、無意味に付けたり外したりしてみた。で、屋根を付けたり外したりしてる時は、例外なくもの珍しそうに見られた。これが電動オープンだったら、ケッ、って感じで終わりだと思うんだけど(笑) まあ、慣れればものの1分で脱着収納まで出来るので、購入するにあたって、これがデメリットに感じることはほとんどないかな、と。昔のビートとちがって、幌部分にリヤウインドがくっついてる訳でもないし、素材も丈夫そうだったから、もちろんリアウインドウがくすんでくるなんてことは物理的にないし、雨漏りも心配なさそう。

ただ、一番考慮しなくてはならないのは収納性だろう。なにしろ収納スペースゼロ! 屋根付けているときはフロントの屋根収納ボックスが空いているので、そこに荷物が入らないこともないが、説明書には、熱源に近く、しかも防水性もないので、他の荷物は入れないで下さい、と書いてあった(笑) 要するに一人で乗るときは荷物は助手席に。二人で乗るときは荷物は助手席の足下と、それでも足りなければ、パッセンジャーの膝の上に、てな具合。このクルマで泊まりの旅行に行けるかと言われれば・・・どうなんだろう。同乗者がクルマに理解のある人で、移動中は終始ボストンバックが膝の上にあることを了承してくれる人であれば、大丈夫なのかもしれない。

最後に・・・いやぁ、短い間だったけど楽しかった。運転自体が楽しいなんて思ったのは相当久しぶりかもしれない。ドライブ、という旅行込みの運転はこれまでも楽しんできたが、ただ運転することそれのみが楽しい、というのは素晴らしいことだな、と。

おまけ:
このクルマ、リアウインドウが開くんだよね。リアウインドウってどこだよ、と思って、レバーを引いてみたら、下記の動画の通り。ちょっと笑ってしまった。ちなみにリアウインドウを開けて走ってみると、後ろからエンジン音が聞こえてくる。そしてエンジンの発熱がモワッと室内になだれ込んでくる・・・。冬場は開いてた方が温かいのだろうか? ともかくこういう遊び心も楽しい。もしかしたら重要な実用性があるのかもしれないが(笑)

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