BSプレミアムで検証するエヴァンゲリオンと2015年。

 
NHKのBSプレミアムで今、「エヴァンゲリオン」の再放送をやっている。NHKで懐かしいテレビ東京のロゴが見られるのが、ちょっと面白い。

eva

ところで、BSプレミアムでは5.1chサラウンドのHDリマスター版で放映されている。我が家のリビングは、なんとか、なけなしの金によるセコセコサラウンド環境を整えているので、オープニング曲の「残酷な天使のテーゼ」が5.1chでガッツリ聴こえてくるのにまず感動。パーカッションのリズム隊と、コーラスがサラウンド側のスピーカーから聴こえてくる。サラウンドで音楽聞くなんて、昔持ってたSACDプレイヤーを思い出すなぁ。ピンク・フロイドの『狂気』とか、マイク・オールドフィールドの『チューブラー・ベルズ』とかよく聴いたわ・・・。

閑話休題。エヴァンゲリオンの舞台設定って2015年、つまり去年だった訳で、最初の放映があった1995年に想像された2015年の社会と、現在の社会でどのぐらいインフラや、電子機器が進化したか?という視点で答え合わせをしながら見るのもまた一興。(まあ、既にそういうこと綿密にやってるサイトあるんだけどね・・・いやあ、事前に検索とかするもんじゃないね(笑))

まだ最初の4話ではあるが、目についたものを挙げて行きたい。

携帯電話
タブレット端末みたいのは使ってるんだけど、電話に関しては見事にフィーチャーフォン。冷静な目でみれば、電話端末だけは、ずば抜けて進化してしまったのかもしれない。いやぁ、改めてジョブズ恐るべし。

公衆電話
シンジ君、公衆電話使ってるもんねぇ。先日、うちの団地内にある公衆電話も使用者の減少を理由に撤去されてしまった。まあ、シンジ君ぐらいの歳の子だと、公衆電話の方が不思議と絵にはなるんだけどね。

パソコン
授業でノートパソコンを使っていて、そのあたりはいい線付いてるな、と思ったが、なんとどのパソコンも有線で繋がれている。流石に小スペースでの無線通信は想定出来なかったか。・・・まあ、エヴァにケーブルはつきもの?

とまあ上記の様な違いはあるものの、エヴァンゲリオンの世界では2000年にセカンドインパクトで世界で約20億人死亡、さらには東京に新型爆弾投下で約9万人に死亡、となってるから、それに比べれば、電話の形なんどほとんど取るに足りない差異ではある・・・。

ところで、最後に『エヴァ噺』として、エヴァンゲリオンに思い入れのある有名人がエヴァについて少し語るコーナーがあるのだが、第四回では経済アナリストの森永卓郎が出演していた。そこで、綾波レイの魅力について語るのだが、これが気持ちわるいのなんの(笑) あれだけの悪い意味でのオタクっぽさをテレビで存分に発揮している人を見たのは、宅八郎以来と言っても過言ではなかった。まあ私はそんな森永さんが決して嫌いではないけども。

そんなこんなで、今現在、BSプレミアムで週一回放映しているので、今では見ようと思えば、Amazonプライムで追加料金なしに全話見られるのだが、せっかくなので放映当時のことを思い出して、敢えて毎週楽しみに放送を待ちたいと思う。

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