A3RTのTalk API を使ってTwitterのチャットBOTを作った。 | 馬鹿ラッチ2.1
リクルートテクノロジーズ「A3RT」のTalk APIを使ってTwitterのBOTを作った、というのを上記記事で紹介したが、今度はそれのLINE版を作った。やっぱり対話型BOTだとLINEのインターフェイスの方がしっくり来る。Twitterで誰に見られるか分からないなか、BOTに話しかけ続けるというのもなんだか気が引けるし・・・まあTwitterも他人へのMentionはそのままタイムラインに表示されたりはしないが、それでも見ようと思えばすぐ見れるからね。ところでLINEのBOT作りに関して、特にLINE Messaging APIへのアクセスについては、ほぼ下記サイトのやり方を丸パクリさせてもらった。
誰でも簡単にできる! LINE Botの作り方 (1/5):CodeZine(コードジン)
書いたコードはDropboxに、それを実行するのはPaaS(platform as a service)のHerokuと、身銭も切らずネットワークの負荷も全部外部に任せきりで運営出来るところがすばらしい(笑)
ただ今回は、LINEのBOT作りも2回目ということで、記事の中にあるDropboxを使ってデプロイするのではなくGitHubにコードを上げてデプロイした。この辺はGitHubが使えれば、簡単。(ま、GitHubの設定自体面倒なんだけどね・・・) ただ前にも書いたが、GitHubは無料で使う場合、コードは誰でも見られるので、アクセストークンなどのセンシティブな情報は隠蔽しなければならない。ただHerokuではその辺りもちゃんと対策していて、HerokuのSettingページでConfig Variablesに隠蔽したい生のアクセストークンなどをKeyとペアで格納しておける。例えば、APIKEYが”hogehoge”だったとした場合、HerokuのSettingページに、Keyを”API_KEY”、Valueを”hogehoge”と書いておき、一方、GitHub上のコード内に
getenv('API_KEY')
と記載すれば、実際のコードは”hogehoge”という文字列を受け取ることが出来る。
肝心の出来映え
上でも書いたがコードはGitHub、実行するプラットフォームはHerokuという組み合わせは凄くスマートだと思う。A3RTのTalk APIの特性から言ってもチャットBOTというのは最適だと思うのだが・・・まあタダで使わせてもらってて悪しざまに言うのもあれなんだが、BOTのボキャブラリーがなぁ。正直、話してて凄い楽しい、という訳ではない。そもそもがじっくり向き合って会話する為に開発されたものではなく、問い合わせのつなぎにユーザーにフレンドリーな印象を与えるためのちょっとした会話をするためのAPIみたいなものなんだろうな・・・。
まあともかく、会話の内容とかは開発者の私にも全く見えないので、気軽に友達登録して色々話しかけてみて頂きたい。下記リンクから友達申請出来ます。
イマドキのLINE BOT情勢
作ったついでにどんなBOTが制作されているのかな、と調べてみたら凄いのが色々あった。
Microsoftが放つ、女子高生AI、りんな。想像を上回る会話能力だった。おまけに手紙とかも送ってくるし・・・LINEをやってるなら、友達になって損はない。最近はマルチメディア展開しているらしく、Twitterのアカウントもある。
後、NAVITIMEもLINE BOTを公開していて、これがなかなか良く出来てる。
NAVITIMEからBOTサービス登場!【LINEで乗換サービス配信中!】
NAVITIMEのサービスも複雑化してきたので、このすっきりしたインターフェイスはいいかもしれない。というかLINEだけで逆にここまで出来るのかと思ってしまった。
これから
Twitter、LINEに限らず、例えば私のサイト上でちょっとしたウェブアプリの真似事をするなど、やってみたことは色々あるが、まずはLINEのBOTをボタンで選択できるメッセージを送る様にする、など、もう少し追求してみたい。とりあえずしつこいようだが、友達登録よろしくお願い致します。
参考:bono1972/a3rt-line-bot|GitHub
いつも、当ブログなんとなく拝見しております。
とても助かる内容ばかりでうれしいです!!!
ソースも載せてくれるのもとても親切で嬉しい限りですw
これからもなんとなくよろしくお願いします
素人なのでまったりと開発しております。これからも気まぐれで何か作ると思いますので、よろしくお願いします。