購入のきっかけ。
買うつもりはなかったんだけど、本体が人気で売り切れ、とか、ゼルダが神ゲー、とかいう評判を聞いたら欲しくなってしまって、2ちゃんねるの「Nintendo Swith発送・店頭販売情報スレ」とかいうのを見始めたのが運の尽き・・・。Amazonで今在庫が入っただの、ヨドバシコムではどう、実店舗ではどう、という情報が入り乱れるのを読んでいたら、丁度任天堂の直営ネットショップであるマイニンテンドーで在庫があるとの情報を見かけてしまい、買えるチャンスは今しかない!と思い購入してしまった。ちなみにそのときも、わずか20分で売り切れてしまった。ただ、誰かがスレッドに「スイッチは購入するまでが最大のゲーム」と書いていたが、言い得て妙というか、自宅にスイッチが届いた途端ある程度満足してしまっている自分がいる(笑)
スイッチを使ってみて。
まず本体が小さいのに驚く。本体は液晶のついた小さめのキンドルのような感じ。その両脇にJoy-Conと呼ばれるコントローラーをつけるので実際にゲームをする時はそれなりの横幅になる。液晶は十分綺麗。本体からJoy-Conを外してドックに置くと、据え置きモードに。左右のJoy-Conはそれぞれミニコントローラーとして独立して使うことも出来るし(ゲームによっては)、Joy-Conグリップという普通のコントローラー型のグリップに左右のJoy-Conを差し込んでひとつのコントローラーとして使うことも出来る。
とまあこのあたりまでは、任天堂のホームページを見れば詳細は書いてあるので機器の説明はこのぐらいにするが、じゃあ実際使った感じはどうかというと、一言で言えば非常によく出来たシステムだと思う。据え置きモードのとき、大画面のテレビで(今は昔みたいに14インチのテレビとかないから(笑))遊んだ後、その続きを本体で、と思って本体を取り外した時に、本体の液晶が意外と頑張ってるものだから、ほとんどスケールダウン感なく続きが出来る。これは新しい体験ではなかろうか。これが子どもたちの間で流行ったら、それはそれで親御さんも出費で大変なような(笑) 子どもたちは3DS LLとかで普通に遊んでるからSwitch本体もそんなに大きいとは思わないかもしれない。ということで据え置き機と携帯機が本当にシームレス化してしまった。
後の大きな特徴はJoy-Conだろうか。ジャイロやHD振動によって、Wiiによってもたらされたコントローラーによる入力の新しい体験をより進んだ形で提供しようとしている。ジャイロやHD振動はスマホにも一部搭載されているが、左右に別れたコントローラーを空中で振り回すというのはスマホでは出来ない芸当なので、VRとは違う形でのヴァーチャル体験に期待したい。
まとめ
前機種のWii Uは決して成功したハードとは言えなかったが、テレビ画面を占領せず、手元のコントローラー内の画面でゲームの続きを出来るというコンセプトは間違ってはなかったと思う。ただ、そのコントローラーは家の外に持ち出せるようなものではなかったし、Wiiで培ったWiiリモコンとヌンチャク型コントローラーという新しい体験を捨ててしまっていた。(まあ使えはしたようだが・・・)
そこで登場したSwitch。本体の小ささ、液晶画面の綺麗さ、そしてJoy-con。よく見るとWiiとWii Uの理想をひとつに纏めたようなパッケージだ。比較的抑えられた本体価格でこれらのパッケージを実現出来たのは、必要なパーツ類の小型化、低価格化が進んだのもあるだろうが、それよりも、任天堂がWii Uの苦戦があったにも関わらず、路線を変更せず、ブレずによりブラッシュアップした製品を目指し続けたからだと思う。
個人的なまとめ
・・・ちと、まとめが硬くなってしまったので、個人的なことを書けば、家の画面でやる、続きを屋外でも同じように出来るというのは非常に私のライフスタイルに合う。家にいるときはソファに寝っ転がってテレビ画面を見ながらゲームをしたい。だけども家では家で他に色々やることもあるし、一人だけのテレビでもなし・・・。にも関わらず最近のゲームはやりこみ要素が多く、クリアに100時間なり200時間なりの時間を要するゲームもある。そうなると効率よく時間を使おうと思ったら、やはり出先でも少しプレイしたい・・・という私のわがままなニーズに完璧に応えてくれている。後は、サードパーティ含めソフトがどれだけ充実するかだなぁ。私としてはWiiFit系のエクササイズ要素のあるソフトが出るとうれしい。
※アフィっといてなんだが、メーカーの希望小売価格は32,378円(税込)なのでそれを大きく超える価格で出品してる業者はほぼ転売ヤーとみて間違いない。