藤浪。

阪神・藤浪「申し訳ない」 復帰戦7四死球…異例“タオル投入”降板 (デイリースポーツ) – Yahoo!ニュース

金本監督のコメントがかなり藤浪を擁護する様な感じになってて、そのあたりが逆に今の藤浪の状態の深刻さを表しているように思う。

巨人の阿部が2000本安打達成した時のインタビューで、送球のイップスだった、と告白していた。若手の時、投球練習場で受けた球を投手に返球したら、投手が目線を切っていて顔の真横をボールが横切って、後ろの壁にドスンと当たった、というのがトラウマになり、送球のイップスを治すのに10年掛かったと言ってた。

で、藤浪の投球見ると明らかにイップスだと思う。左打者にはデッドボールとかないみたいだから、やはり右側にいる打者に当ててはいけない、という意識や潜在意識が、藤浪を右打者恐怖症に追い込んでいるのだろう。そうなるとその状態を克服するのにはかなり時間が掛かると思う。

素人考えだが、ピッチングフォームの修正やトレーニングよりは、右打席にバッターを立たせ、ひたすらインハイに投げ込む練習とか、右打者のインコースの際どいところでも投げ込める、という自信を持たせる様な練習の他に克服方法はないと思う。現状でも160キロ近く投げれてるのだから、特別投球フォームが崩れているということでもないのだろう。その後はもうメンタルトレーナーとかの出番だろう。

大田泰示の様に比較的プレッシャーの掛からない球団に移った方がいい、という意見はまっとうな意見だと思うが、私は阪神ファンなので、是非阪神に居ながら立ち直って欲しい・・・。広島、新井の例もあるし、真面目な選手ほど、阪神の様な人気球団で実力を発揮しきれない選手がいるのは理解出来るが・・・。

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