筒香が声を挙げた球界の危機とは? 前ベイスターズ社長が見た過度な勝利至上主義と喫煙問題 (VICTORY) – Yahoo!ニュース
私の場合、中年になっても休日の運動と言えば、バッティングセンターにゴルフの打ちっ放しというのは変わらないのだが、まあ野球にしてもゴルフにしても喫煙者の割合高いよね。あれ、凄い不思議。バッティングセンターでたまに高校生ともそれ以上とも見られる明らかに何らかの野球部に属しているであろう人達がバッティングケージに入っているのを見ることがあるが、練習を終えるとすぐタバコ。あれをみると微妙な気持ちになる。この子らは果たして本気で頑張ってるのか、そうでもないのか、と。
後、バッティングセンターは親子連れが非常に多く、お父さんが子供の打撃を熱心に見てる。それはいいのだが、お父さん、野球の素人っぽいのに全く褒めず、ここがダメだ、あれがダメだ、という人がほとんど。あれって日本人ならではのものなのかな。親からしてあれだけ褒めないんだから、ましてや、勝ちを期待されてるチームの監督なんて褒めないわな。プロ野球の監督はそりゃ褒めないよ。戦力にならなかったらすぐクビになる厳しい世界だから、チームプレーとは言っても、割り切り方が違う。だけども、少なくとも中学までの野球はみんなに一通りチャンスを与えつつ、楽しくやらないとな。本当は高校野球だってそうだが、あれだけの仕組みが出来上がってしまっていたら、どこも勝利至上主義になるわね。全国から野球のうまい子をスカウトして、野球漬けの毎日。そして甲子園の常連校になるが、意外と生徒達の不祥事が多い、みたいな。子供たちの素人の野球があそこまで神聖化されてるといろいろゆがみも出ると思う。
まあでも日本人って、何かを楽しんでやる、ということに後ろめたさを感じる人が多いのか、スポーツにせよ、仕事にせよ、楽しんでやって、ちゃんと結果を出せばそれでいいのだが、口では結果を求めるが、実際には苦行の様なプロセスをこなしてる様をみて褒める人が多いと思う。楽しんで効率的にやるのをずるをしてる、みたいに評価する人がどれだけ多いか。若い人でも知らず知らずにこういった考えに毒されてる人が多いと思う。そんなことを繰り返してると効率性が著しく損なわれて、結果労働生産性が低いとか、そういう問題につながると思うんだけどね。
・・・野球の話から逸脱してしまったが、上記の記事はいかにも日本人の根本的な問題を端的に表してるなぁ、と思い、ちょっと記事にしてみた。