アドレスV125G (K6) 12年、ほぼノーメンテの遅れを一気に取り返す、全面メンテナンス決行中。

私の唯一の愛車であるアドレスV125G。保険の更新はがきが来て、ふと見たら初年度登録平成19年となっている。いやー、もう12年も乗ったか。

確かに低速加速時のジャダー現象(ギクシャク感)、40キロ〜60キロあたりにかけてのシミー現象(ハンドルのふらつき)、底付きの目立ってきた前後サスペンション、メーター周りから来る軋み音、など色々古さを感じさせている。過去に行ったメンテナンスと言えば、毎年やってるオイル交換、それ以外は過去12年の通算で、前後タイヤ交換、1回ずつ、ブレーキパッドを1回交換し、その時ついでにブレーキフルードを交換した・・・ぐらい。(その他、バイクを盗まれ、外装周りをぼこぼごにやられたことがあったが、それは触れないでおく・・・)

初めてのセルフオイル交換

で、この前の大型連休。この休みを機会にオイル交換ぐらいは行かなくちゃなぁ、と思ったのだが、どうせお店も混んでるだろうし、それにお店任せだと、せめて半年に1回はせねばならないオイル交換を面倒くさがって、いつものように1年に1回で済ませてしまうのは目に見えていたので、ここで、なんと12年も乗ってて初めての自分でのオイル交換に挑戦した。(まあ、いかに自分のバイクだというのに整備に関してなんの関心もなかったがよく分かる。)

実は昔廃油キットまで買ってオイル交換に臨んだことがあったのだが、見事にドレンボルトが開かなくてあっけなく諦めた過去があった。その事を友人に話したら、「スパナとかでやったらすぐネジなめるよ。」と言われ、そこで初めて、ちゃんとメガネレンチなどできちっとトルクを掛けないといけないことを知った。

というわけで、今回は以前にホームセンターで買った安い工具セットがあるのにも関わらず、14mm(と15mm)のメガネレンチを買って来た。(もちろんエンジンオイルも。廃油キットは今回は自作した。) 早速ドレンボルトにメガネを掛けて力を入れてみると・・・なんともあっけなく開いた。道具によってそこまで開けやすさって異なるのか・・・とにかくドレンボルトさえ抜けてしまえばこっちのもの。スクーターのエンジンオイルは他になにも外さずともオイルレベルゲージの入り口からオイルを注ぎ込むだけなので、あっという間に作業終了。

こうと分かっていれば、10年も前から自力でやっていたのに。

そんなことで、たかだかオイル交換が自分で出来たくらいで、何でもセルフメンテナンス出来るんだ、という謎の万能感を得た私は、これを機に全面メンテナンスするか(どうせ乗り換える金もないし)、と思った次第。

そこで止めておけば良かったのだが、大型連休の暇に任せて駆動系のメンテナンスもする事に。まず、やると決めたのがVベルトの交換。距離的にはまだ交換時期に達していないのだだが、なにせ購入してから12年間、全くノータッチだったので経年劣化も考慮し、交換を決断。

連休前半に純正のVベルトを注文したのだが、なかなか届かず、それならと予行演習も兼ねて、先に届いていたウェイトローラーを交換。

ウェイトローラーとクランクカバー内を軽く掃除しただけなのに・・・
買ったウェイトローラーはキタコの15gのローラー。

本当は純正のものが欲しかったのだが、メーカーで既に在庫がないのか、えらく値上がりしていたので仕方なく社外品。クランクケース内は油のにじみなどなかったものの、積年の汚れで真っ黒に・・・今回クラッチ側はいじらなかったので、プーリー(エンジン側の駆動装置)だけ外し、クラッチ側を除いたクランクカバー内の清掃、そしてプーリーの分解、清掃、そしてウェイトローラーの交換だけ行って作業終了とした。

さて、早速試運転。オイル交換よりも明らかに加速の滑らかさを感じる! 外した純正のローラーを見てみたが、ほんの少しだけ、ローラーが片減りしていたが、正直ここまで効果があるとは・・・

純正が17gだったのでウェイトローラーが軽くなったのだが、走行フィールは・・・滑らかなのは滑らかだが、エンジンの回転数の割には加速が着いてこず、よりアクセルを開けなければならなくなった気がする。ウェイトローラーを軽くすると加速がよくなる、と書いてあったが、15gはちょっと軽すぎるのかな?

さて長くなってきたので、続きは別記事に・・・

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