・・・そう言えば、水野晴郎って死んだんだったけ。「シベ超」の続編楽しみにしてたんだけど。それはともかく。
新しいレンズを買って再び写真熱が再燃。毎回、もう必要なレンズは揃ったろう、と思いつつ、それでもあれもあるといいな、なんて思って、結局新しいの買って、また嬉々として写真を撮りに行く・・・まあ、マッチポンプみたなもんだな。しかし、本当に一通りレンズが揃ってしまったら、写真熱も下がるだろうか? 答えは否、の様な気がする。
ギター弾いたり、ピアノにも手を出したり、後はビデオ撮影&編集、色々やったけど、結局、カメラが一番長くハマってるかな。ギターはたまに思いだした時に弾くぐらいで、ピアノは数少ない弾ける曲ももう全て忘れたほど遠ざかっている。ビデオ撮影&編集はごくたまーにやってる。しかし、カメラは・・・おんなじことを繰り返し書いてるだけだけど、ずーっとやってるなぁ。しかも、自分の中で恐らくこの趣味は飽きることがない、との確信がある。それぐらいなんか性に合ってる。
僕はインドア派かと思いきや、意外とアウトドア派・・・とまでは行かないけど、休みの日にずっと家にいるのは我慢ならないタイプで、用事がなくても何かしら理由をつけて表に出たい。そんな時、カメラがあるといいんだよね。後は、撮影してる時の間合いというか、被写体と自分しかいない、という緊張感がいい。僕の趣味って、ほとんどが一人でも成立するものばっかりで、それぞれ付き合ってくれる人には悪いけど、一人で集中してやるのが好き。前にもこんなことを書いたかもしれないけど、写真を撮るのと、バイクに乗るのってちょっと似てる。集中すればするほど、一人になっていく感じが。だから、思うに普通の旅行と撮影旅行は本当は分けなくてはいけない様な気がする。最近の僕は、旅行などにおいてはかなり同行者に失礼な感じになっていると思う。昨日、大国魂神社のしだれ桜を撮りに行った時、とある中年夫婦がいて、旦那さんはカメラのファインダーを覗き込みながら、ああでもない、こうでもないとアングルを必死に探っている。そして、その横で明らかに待ちくたびれている様子の奥さん。思わず苦笑してしまった。まあ、僕もそんな感じだから、この前、敢えて一人で静岡に旅行に行った、ってのもあるんだけどね。
かなり若い頃に一度家族で立山に旅行したことがあった。その時、谷あいを走るトロッコ列車に乗って凄く楽しかったんだけど、そのトロッコ列車の車内で、ずーっとビデオカメラのファインダーを覗いて風景を撮影してる人がいた。その時は、せっかく現地に来てるのに、肉眼でその風景を見ないなんて、なんて本末転倒な事をやっているんだろう、と思ったのだが、今はその人の気持ちがよく分かる(笑) 確かに、ビデオやカメラにうつつを抜かしていると、風景そのものを楽しむ時間って、実はかなり減っている。が、記録に残っている、というのはかなり重要。現地でファインダーばかり覗いてたとはいえ、現地の空気に触れてきたことは間違いない訳で、それぞれ撮ったビデオや写真達が、それを後で十分に思い起こさせてくれる。旅行も好きだけど、家でじっくり思い出に耽るのもまた楽しい。だから、これはインドアとアウトドアの両方の要素がある趣味なんだな。
・・・やれ、またぐだぐだと書いてしまった。興味のない人には、そんなものかねぇ、ぐらいの話であるが、中には、そうそう、それそれ! と思ってくれる人もいるはず。では。