どこでもWi-FI購入。

え〜、まず当ブログの「iPod touchを買ってから約一週間。」という記事にうちのブログとしてはそこそこアクセスがあって、やっぱり気になってる人は気になってるんだなぁ、と。で、そこでも書いたんだけど、やはりiPod touchを使えば使うほど、ネットに繋がっていないとiPod touchの魅力が半減してしまうような気がして、どうしても常時接続→iPhoneへの熱い眼差し、となってしまう。
が、今更それを言っても後の祭りなので、そこで何とか安く常時接続出来る方法はないか、と考えた。そうすると、ありました、その名も「どこでもWi-Fi」。ざっくり説明すると本体を一括で買えば、本体28800円+2年縛りの契約が月々980円。本体を2年分割で買えば、頭金4800円と月々本体の割賦金1000円をプラスした1980円が必要なお金。まあ、それほど高くはない。そんな訳で、あんまり調べもせずに買ってしまったのである。


さて、まだ通勤に本格的に使った訳ではないけども、自宅から持ちだして色々検証。そうすると色々不満点が出て来た。

まず・・・一番良くないのが、デフォルトのアクセスポイントに有害サイトフィルタが掛かっていて、かなり色々なサイトが見れないこと。2ちゃんが見れないのはもちろん、さほど有害とも思われないサイトも色々見れなかったりする。もちろんDSやPSPで使う人には全く問題ないが、通勤途中で2ちゃんをたまに見たい私にとってこれは論外。自宅の契約プロバイダが光のマンションタイプで少々特殊なため、ダイヤルアップ接続オプションがなく、結局一番安くて信頼がおけそうな「IIJmio」のモバイル接続コースを契約。こちら月々315円。これで実質2295円。う〜ん…ま、いいけど。

次。通信が遅い。通信の状態が良くてやっとISDNレベル。まあこれは買う時に気付いておくべきだったんだけれども。体感としてはメールチェック→ややもたつくも我慢出来る範囲。BB2Cで2ちゃんねる閲覧→スレッド取得がもたつくもこれも我慢出来る範囲。RSS Flash gにてGoogle Readerのフィード取得→かなりもたつく。我慢しきれない場合あり。Ecofonでtwitter→新規つぶやきが多いとかなりもたつくが我慢出来ないレベルではない。
そんな感じだろうか。Safariでのブラウジングは多分しないほうが精神衛生上宜しい。

次。電源。エネループ4本を使用するのだが、これが2時間ぐらいしか持たない。しかも本体では充電することは出来ず、付属の充電器で充電するのだが、これが4〜5時間掛かる。よって交代要員のエネループ別途4本は必須と言ってもいい。また、本体から電池が非常に取り出しづらく、充電もほぼ毎日する必要があるので、これは結構億劫。せめて、本体で充電出来る様にして欲しかった。

そんな訳で、感想としては正直試作機に毛が生えた程度、というか、モバイル無線LAN黎明期を感じさせる品物である。まあ、こう書くと手厳しいようだけど、モバイル無線LANが本格化するまでのリリーフとしては、それなりに役割を果たしていると思う。それにこれまでは、東京郊外の自宅から東京メトロの公衆無線LANスポットがあるエリアまでは一切ネットには繋げなかったのが、かなりスピードが遅いとはいえ、常にネットに接続出来るというのはやはり魅力である。これから1週間通勤で実際に使って、また感想をアップしたいと思うが、毎日の電池交換と通信速度の遅さに耐えられるようであれば、案外長く便利に使うかもしれない。

・・・とそんな感じで契約を済ませ、現物も手に入れた直後、イー・モバイルから魅力的な商品がでた。その名も「Pocket WiFi」。80グラム。充電池内蔵。下り最大7.2Mbps。正直、しまった、と思ったのだが(笑)、問題は値段。3G回線だけにやはり月々のお値段は安くはない。電池交換鬱陶しい、スピード出なくていらいらする。もうどうしてもストレスなく常にネットに繋ぎたい!との欲求が膨らんでしまった際にはこちらに乗換えるしかないだろうが、私ぐらいの使い道であれば、実際はここまでのものはいらないのかもしれない。後、イー・モバイルの電波状況と実際の通信スピードもある程度、レビューが集まらないと判断しかねる部分もある。まあ、それでも非常に魅力的な商品には変わりないが・・・。とまあ、そんな感じ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です