外付けHDDが遅い!
DTMをやっていると、1つのソフトにつき音源データが200GBいる、というのが割とあったりして、とてもiMac内蔵のSSDではデータが収まらない。そんな訳で、外付けHDDにデータを置いていたのだが、これがまた読み込みが遅くて、DAW(音楽制作ソフト)で制作中の曲を再生するとかなりの頻度で、外付けHDDの読み込みが遅いせいで再生がストップしてしまう。これが写真加工とかなら少し待てばいい話なのだが、音楽や映像は、いちいちロードで立ち止まってしまっては流れが確認出来ないので、データの読み込みにも瞬発力が求められる。
そんなことで思い切って外付けSSDを導入することにした。それもなんと2TB。いまどきHDDの2TBなら、1万円出さずに購入出来るが、SSDとなるとそうはいかない。外付けSSDの同じシリーズの1TBのものと比べても倍以上の値段がするので、あまりお得ではないのだが、すでに現時点で1TBほどDAWで読み込んだらすぐに出てきてほしいデータがあるので仕方がない。
立ちはだかるのUSB規格の壁
その外付けSSDであるが、データ転送速度別で結構色々種類がある。私が所有しているiMac(2017)にはThunderbolt 3対応USB-Cポートが2つあり、これは40Gbpsという転送スピードを誇るが(M2タイプの内蔵SSDと理論上同じスピード)、Thunderbolt 3で接続出来る外付けSSDは法外に高いので、流石にこれは購入対象から除外。
一方、USB-Cポートとは言っても、私のiMacのやつはUSB3.2の最高転送速度である20Gbpsではなく、10Gbpsが最高のバージョン。発売当時はUSB 3.1 Gen 2という規格名で、現在はUSB 3.2という規格にまとめられたため、現在でいうところのUSB 3.2 Gen 2という規格だ。
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