ゼルダの新作発売における一連の動きから見たAmazonの欠点。

本日、Wiiで『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』が発売されたが、それを買おうか、どうしようか、と思って、このところしばらくAmazonで推移を見ていた。私が「そう言えば、ゼルダの新作、Amazonで予約出来るかな?」と思ってAmazonを最初に見たのが、確か2週間ぐらい前だったと思うが、そのときには既にAmazon自体の予約販売は定数に達していたらしく、『マーケットプレイス』に出品している別の業者へのリンクが張られていた。

まあ、それは良いのだが、問題は業者が提示している値段。定価6800円のゼルダの新作が8500円ぐらいで売られている。つまり、Amazonの初回出荷分が売り切れたのをいいことにプレミアをつけて売っている訳。これ自体はAmazonのヘビーユーザーであれば、「ああ、また業者が湧いてるな。」という冷ややかな感想を持つだけなのだが、可哀想なのが初心者ユーザー。Amazonしかチェックしてなければ、他の実店舗はもちろんウェブ店舗でも定価以下で豊富に在庫があるのに、8500円を支払う羽目になる。

これは決して、「情弱乙」で済む話ではないと思う。


実店舗でもウェブ店舗でも本当に予約が殺到してて手に入りづらい、というのなら、まだ多少は理解は出来るが、世間的には全くプレミアなど付いていない。それをAmazonの知名度につけ込んで、あたかもプレミア価格を定価であるがごとく売っている業者。業者がたちが悪いのはもちろんだが、Amazonにも大いに問題があると思う。

大体、発売前の商品が既に定価を超す値付けがされていること自体がマナー違反。オークションサイトならいざ知らず、新品を売る業者が定価以上で売るのは駄目でしょう。まずこれを許しているのがいけない。後、定価がある商品の定価が明記されていない。上記のゼルダの新作の定価が8500円だと誤認してしまう人がいても不思議ではない。

Amazonがマーケットプレイス経由でどれだけ利益が上がるのかしらないが、これでは素人ユーザーはAmazonのリピーターにはならないだろう。長い目で見ればきっとAmazonの不利益になると思う。

これが、非常によくないと思うAmazonの欠点。

次に・・・ゼルダの新作の発売日を迎え、早速レビューが載りだした訳だが、これが予想以上にひどい。好意的なレビューとは言え、ゲームのレビューを早速、発売初日に載せるのもどうか、思うが、ひどいのが、明らかにゲームをやっていないと思われるのに、「画像がきたない。」などと感想を述べ、星ひとつを付けているレビューが一つや二つではない。正直、2ちゃんねる以下のレベル。レビューの質は商品によって大きく異なると思うが、これも何か手段を講じないと、レビューの信頼度が大きく下がると思う。ただ、こればっかりは機械的に処理出来ることではないので、難しい面もあるとは思うが。

そして、今日一日、値段の動きをチラチラ見ていたら、一時Amazonの在庫が復活して、5500円台から、5100円台へ。そしてまたAmazonの在庫が切れたらしく、今は業者が6500円の値を付けている。

ま、上記のことはAmazonを利用している人間なら誰しも思っていることなので、わざわざ記事にする話でもないっちゃないのだが・・・。ま、そんな話。それにしても、一日、Amazonをチェックしてるオレも暇だなと(笑)

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