趣味ゴルフ、と言いたいところだが、貧乏なんで趣味打ちっ放し、と言い直さざるを得ない(笑) ほんと、貧乏人が一番手を出してはいけないスポーツに手を出してしまったと思って。その打ちっ放しなんだけど、飛距離で若者に負ける、同年代に負ける、更には年配者にも負ける、と、とにかくそれが悔しくてねぇ。フォームに一番の原因があろうかとは思うのだが、簡単な運動でも毎日やれば少しは飛距離UPにつながるかと思って、こんな本を買った。
最初は柔軟、次は自重を利用した道具を使わない軽い筋トレ、そしてそれ以降がチューブを使ったトレーニング。今はこの3つを10分ずつぐらい、合計30分ぐらいやっている。チューブトレーニングは、初級、中級、上級、プロとあるんだけど、上級以上はまだやっていない。今は中級をやっているが、まあキツイキツイ。
まだ始めたばかりで目覚ましい効果は出てないけど、それでも始めて2週間弱、極端に姿勢の悪い私も以前より良い姿勢で座っていられる時間が増えたし、一番効果を感じたのがバッティングセンター(笑) ボールって体幹で打つんだねぇ。飛距離、スイングスピード、共にアップ。打ちっ放しは始めて1週間もしないうちに行ったんだけど、まあ正直よく分からなかった。これから成果が出ればいいんだけど。
体幹鍛えて飛距離アップするのが当面の目標ではあるが、この本は柔軟にもページがちゃんと割かれてて、その柔軟が結構リラックス効果があっていい。運動の後にもしっかり柔軟やれば、極度の筋肉痛は防げる。それに体が柔らかくなれば怪我しにくいし。
後、トレーニングやり始めてつくづく感じたのが、人間、体を動かしても、必要最小限の筋肉しかつかないんだなぁ、ということ。毎日5キロ歩くとするなら、きっちり5キロ歩く分の筋肉しかつかない。歳をとってくると5キロ歩いても4キロ歩く分ぐらいの筋肉しかつかないのではなかろうか。だから、5キロ”らくらく”歩こう、と思ったら、10キロ歩くとか、筋トレするとか更に筋肉に負荷を掛けないといけない。そういう意味でも生活の補助としても筋トレって大事と思ったり。
更に・・・思い出したから書くが、以前、NHKで元ヤクルトの宮本と元阪神の金本の対談番組みたいのがあって、その中で金本がこう言っていた。「自分の時は、野球選手に筋トレは必要ない、むしろ邪魔になるという人もいたが、筋トレしてマイナスだと思ったことなんて一度もない。むしろ体の隅々まで自由に動かせる。きわどい外野フライを捕りに走るのでも、足がついていくし、その後しっかり踏ん張って送球も出来る」(※大分、うろ覚え) と体を自由に操る為にも筋トレは必要という意見だった。
更に更に・・・(笑) この前『ためしてガッテン』でやってたんだけど、筋肉があればあるほど、病気になった時に筋肉組織からリンパ球が出てきて、体の抵抗力が上がる、という研究結果があるらしい。
と言う訳で、筋トレに百利あって一害なし! 自重を利用したトレーニング(腹筋、腕立てなど。道具を使わなくてももっと複雑なメニューもいっぱいある)、チューブを利用したトレーニングぐらいであれば、トレーニング中に怪我、という可能性も低い。(それでもやりすぎ要注意!) そんなこんなで、皆さんも筋トレどうですか、という話。ま、少なくとも柔軟だけでも。