iMacを買った。前モデルiMac mid 2011(21.5inch)から7年振りの旗艦機交代。21.5インチモデルと迷ったんだけど、アップルのサイトで購入時のシミュレーションとして21.5インチモデルに必要な機能を付け足していったら、27インチモデルの一番安いやつとあまり値段が変わらない。ならば思い切って27インチにすっかなー、と思い、アップルのサイトで27インチの一番安いやつにキーボードをテンキー付きに交換して購入した。このキーボード交換さえなければ完全に吊るしの状態で、それであれば量販店などで定価よりも安い値段で買えたのだが、テンキーなしは長年の不満点のひとつだったので、こればかりは致し方ない。別途買えば結構高いしね。
それにしても21.5インチのモデルが自分で後からメモリを増設出来るタイプだったら21.5インチを買っていたかもしれない。それぐらい21.5インチのメモリを後から増設出来ない、というのはデメリットに感じた。なにしろアップルのサイトでのメモリ増設は値段が高く付きすぎる。
アップルのサイトで買ったもうひとつの理由は、たまにやってる24回まで無利子のオリコローンをやっていたこと。手持ちがないので20回ローンを組ませてもらった。
ところでiMac mid 2011だが、CD/DVDの読み込みは大分渋くなってしまったが、別段壊れた訳ではない。自分で無理やりFusion Driveに改造して、極めて快調。3万円以上で売れるならヤフオク行きかな。
iMac 2017 27インチ 5Kの使い心地
いやぁ、とりあえず画面がでかい(笑) 5Kディスプレイはキレイだけど、普段iPhoneとかでレティナディスプレイが普通だと思ってしまっているから、凄い驚きとかはなかった。(贅沢な話だね) YouTubeで4K動画とかも見たが、一番5Kを実感したのは、LINEのデスクトップアプリで返事を書いている時だった。あ、入力する文字とか全くカクカクしてないじゃん、って。あの大きさの画面で画面が全くツルンとしてる(ジャギーが全く見えない)のは感動を通り越して軽い違和感すら覚るくらい。あ、あんまり褒めてないけど、過去の一眼で撮った写真などを見返したら流石に迫力あった。写真の趣味とかあるんなら27インチの方がいいのかも。
次にブラウザでネットを見てみたが、なんか画面が余る(笑) 画面の上部のタブなどはかなり見上げる感覚。しかも情けないことに最近小さい文字が見えづらくなっているので、デフォルトの解像度ではちょっと字が小さい。なのでデフォルトより一段階解像度を低くして、文字が大きく表示されるようにした。・・・これをやってしまうとなんための5Kか、と思ってしまうが。なんか首も痛いし、ネット見るぐらいだったら21.5インチで十分事足りるな、と正直思った。テーブルもiMacも高さの調整が出来ないので、もっと視点が高くなる椅子でも買うしかないか。
そうそう、ちなみにメモリは別途8GBを2枚買って、合計24GBとした。前のiMacも12GB積んでいたが、常に100%メモリを使っていたから、快適に使うにはデフォルトの8GBとでは結構辛いと思う。21.5インチを回避したのもこの点が大きい。(上記でも少し触れたが、21.5インチモデルだけ自分でメモリを増設出来ない。つまりアップルストアで増設してもらうしかないのだが、その為の値段が市販のメモリに比べて2倍ほど高い)
キーボード、マウスは前までのエネループの様な電池を入れる方式から、Lightningでの充電式に変わった。まあ地味に便利。ただ久々にMagic Mouseを使用したが、結局しばらくして昔買った電池式のMagic Trackpadに戻してしまった。Magic Trackpadはやはり偉大だった。ケチらずにMagic Mouse2をMagic Trackpad2に選択しなおして注文すれば良かった。ちなみに新しいMagic Trackpadは単品で買えば1万2000円。今から交換してくんないかな?(笑)
不満というか、不安な点
7年ぶりに買い替えたので、起動とかすげぇ速くなってるのかと思ったが、そうでもなかった。多分その理由として、前のiMacは勝手Fusion Drive化で中に256GBのSSDが入っていて、(以下、過去記事リンク)
iMac 2011 21.5インチ、Fusion Drive化しました。〜分解、組み立て編〜
必要領域はおそらくほぼSSDから読み書き出来ていたが、今度のiMacの場合Fusion Driveの中のSSDはたったの32GBらしいので、ちょっとボトルネックが出ているのかも。ここだけはグレードダウンしてしまった。ちなみに2TBのFusion Driveを選択するとSSDは128GBになるらしい。うーん、事前に知っていたら2TBも検討したかも。
まあでももちろん遅くなった訳でもなく、もっとマシンに負担のかかる作業をやらせれば流石にパワーの差も出るのだろう、と思う。
21.5インチと比べて
正直言うと27インチを使ってみた今でも、21.5インチでも良かったというか、21.5インチのジャストサイズ感に改めて感心している。私は長い動画とかはリビングで寛いで見たいから、そもそもiMacにそれほど大画面を求めていなかった。それにパソコンはオンの体制で、能動的に見るものだから、自然と画面と顔の距離も近くなり、逆に大きすぎるディスプレイは邪魔になるときもある。
こう書くとあたかも27インチモデルを買ったことを後悔しているようだが、そういうことでもない。というのも、吊るしの状態で買う21.5インチモデルは割安だが、私が必須と思っているFusion Driveとメモリ倍増(16GB)を選択すると、先程も書いたが、27インチの一番安いモデルの吊るしの状態とあまり値段差がなくなる。要するに21.5インチモデルはコストパフォーマンスが悪く感じるのである。値段差がないと大きいモニターの方を書いたくなるのが人情ってものではなかろうか。
結論
27インチと21.5インチを見比べると決して大は小を兼ねる、だけではないことを実感したが、それでも21.5インチのラインナップはデフォルトの設定ではマシンの能力を十分に引き出せない構成ばかり。もちろん、それでも十分なパワーはある訳だが、今回のマシンも出来れば7年ぐらいは使いたいと思っているので、そうなると21.5インチの吊るしの状態では割と早めに能力的に厳しくなるかなぁ、と。しかも、27インチモデルと違ってメモリの増設すら自分で出来ないし。
そんな訳で、現時点(2018/09/03)では、次のモデルを出るまで様子をみるか、それとも今買ってしまうのであれば、27インチモデル+自分で買ってきたメモリを付け足す、という選択がベストかと思う。