ナカヤマフェスタを自信を持って軸にしていただけに、セイクリッドバレーを買ってなかった自分にほとほと呆れてしまった・・・。と、今回はその話ではなく、またまたカメラの話。前回記事で、K-7に対する不信感が払拭出来ない理由を書いてみたんだけど、その不信感のソースがほとんど2ちゃんにあったりしたわけで、とにかく自分の目で確認してみよう、と他人様のブログのK-7で撮った写真を見てみた。
結果、よく書かれている、低感度でもノイズが乗る、というのは少なくともブログサイズでは全く気にならなかった。かなり軟調傾向で、街並みの写真なんか見てもパッと見、派手さはないが、よく見てみるとうちのK100D Superはここまで解像しないなぁ〜、ってぐらい描写が細かい。一方で、高感度撮影だが、こっちの方はISO1600だと大分苦しい感じがして、うちのK100D Superとどっこいどっこいのノイズ量という感じがした。よくよく考えれば、画素数が倍以上になって見た目ほぼ同じぐらいのノイズ量ということであれば、そこに技術的な進化は感じる訳だが、一人のユーザーとしては、ついISO3200ぐらいまで実用域にならないの?と思ってしまう。とまれ画質については高感度をもうちょっと頑張って欲しかったが、K100D Superより明らかに優れている点も発見出来、文句はない。
一方で、メカニカルな初期不良。これは、結構報告例があったなぁ。一番気になったのが、微妙に前ピン気味とか、素人では初期不良とはなかなか見分けが付かない部分。素人がそういう機種に当たっちゃうと、その機種の本当の実力を味わえないまま使用し続けたり、あるいは写りに納得出来なくて売ってしまったり、と非常に残念な結果になり兼ねない。それにしても、この機種は初期不良の報告が実に多い。幸いというか、自宅からペンタックスの新宿フォーラムまでは行ける距離だし、何度かおジャマしてるけど、初期不良交換では訪れたくない。
まあ、小さいマグネシウムボディに、視野率100%のファインダー、画質、レスポンス共にK20D以上を目指して、と、それらの試みは非常に素晴らしいものであるのは認めるが、歩留まりの高い生産が出来ないのでは、工業製品メーカーとしてちょっと甘いんじゃないの?と思ってしまう。
ところで、先日発表があったK-x。やっぱりこっちはパス。僕にとってスーパーインポーズと右肩液晶は必須。・・・まあ、慣れてしまいえばそのうちいらなく感じるのかもしれないが、買い替えしてまでそういったスペックダウン感は味わいたくないから、それだったら、いっそのことこのままK100D Superを使い続ける。たしかにK100D Superは、AWBは目茶苦茶だし、露出も当てにならないし、AFも遅いし・・・だが、そんなせいもあってRaw撮りが基本となってしまった今では、AF以外はそんなに問題にならない。それに出てくる画にはそれなりに満足してるし。
ま、考えてみれば、どうしても今のカメラが不満で、とか、そういうことではないから、それぞれの新機種に不安、不満要素があるなら、いっそ買い替えない、という選択肢もあるわけだが、それでも、夜間でもバシッと決まるらしいAF、賢くなってJpeg撮りに不安を覚えさせないAWB、そしてより多分割測光になって正確さを増した露出、そしてなによりMacで編集しやすい、720pのHD動画だ撮れる、となるとやっぱり欲しい訳で・・・。う〜ん、こうして書いてるうちに段々ハッキリしてきたが、俺はK-7を買うんだな、きっと(笑) 後は、前にリビング用に買ったプラズマテレビで権利を得たエコポイントの商品券がくれば、お店にゴーだ。
・・・自分でもたまに思うんだけど、僕がモノを買おうかどうか迷っている時に書く記事って、もう記事にするって決めてる時点でほぼ心が決まってて、後は買わない理由がないことを一生懸命確認してるだけなんだな(笑) 毎度、馬鹿馬鹿しい話で申し訳ない。