【バッティングセンター・放浪記】稲城市内のバッティングセンター「ヒビキゴルフセンター」

運動不足解消のため、週一回プールに行っているのだが、この季節はさすがに混んでおり、先週の土曜日には入場まで1時間半待ちという憂き目に遭った。そんなわけで夏場は方針を変え、プールは平日の会社帰りに、そして土日は何か別の運動を・・・と思って、思いついたのが、バッティングセンター。一度、これと決めるとそこそこ短期間でやらないと気が済まない私は、早速昨日、今日と3連休だというのに近所のバッティングセンター探しにいそしんだ。

さて・・・あ、掲題の「ヒビキゴルフセンター」であるが、一応検索でヒットしやすいようにそれらしいワードをタイトルに全て羅列してみた。というのも、ここはゴルフ練習場とは紹介されているが、併設されているバッティングセンターはネットではほとんど探せなかったので・・・稲城市内、京王相模原線、稲城駅と京王よみうりランド駅の間ぐらいにあるバッティングセンターも併設されているゴルフ練習場。これだけ書けば、検索に引っかかるでしょ(笑) ここについてはまた後段で詳述する。

さてバッティングセンター巡り初日。まずは自宅、稲城市からバイクで20分ほど、多摩センター付近にある「タイトードームエグザー」に行ってきた。ここはゲームセンターの中にバッティングセンターがある。室内で冷房完備。ピッチングマシーンのところにプロ野球投手の投げているフォームが映るスクリーンがあって、それなりの雰囲気を味わえる。投手は、巨人の山口に越智に、あと誰だったか・・・なんだか巨人のピッチャーばかりだった気が。球速は80キロから、130キロまで。バッターボックス裏の機械で、80キロ、90キロ、100キロなど、ボックスによって設定は違うが、球速を選べる。1ゲーム300円。4ゲーム1000円、9ゲーム2000円、てな具合。

ここでかなり久々にバットを握った私であったが、1ゲーム20球か25球ぐらい? ちょっと正確に数字は分からないが、結局バットに当たったのは2球のみ。それもファウルチップ。そして最遅の80キロ。あまりに恥ずかしいので、帰ろうかと思ったが、あいにく4ゲームの券を買っていたため、完全左利きの私であるが、無謀にも右打席で挑戦。するとスイングは明らかにぎこちないのだが、何本かヒット性の当たりが。じゃあということで、左打席に戻ったら、多少打てる様になってきた。少し腰を落として、軸足に体重が残るようにして打つ。これを心がければ、誰でも当てるぐらいは出来るようになるのではないかと感じた。ま、人様にアドバイス出来るほど打った訳でもないが。

そんなことで、結局4ゲームでは足りず、追い銭をして、もう4ゲーム、合計8ゲームを左で5打席、右で3打席打った。右も左もバットにボールが当たる確率はそれほど変わらないが、右打席の時は明らかにボールに押される。右腕で押し込む力が足りない。体力不足がこんなところで露見。

合計どれぐらいいたか忘れたが、それなりに運動になって楽しめて満足した。しかし、8〜9ゲームで2000円はちと痛い出費。どうしたものかなぁ、と考えていた時に、近所の「ヒビキゴルフセンター」にバッティングセンターが併設されているのを思い出したのだった。

さて翌日、場所は「ヒビキゴルフセンター」。幹線道路から少し入ったところにある、実に寂れた雰囲気のゴルフ練習場。スクーターで駆けつけると、ゴルフ練習場らしく高級車が駐車してある。しかし、私が準備をしていると、うしろからプロゴルファー猿よろしくドライバー一本担いだおじいちゃんが、チャリンコに乗ってやってきた。ここは庶民のためのゴルフ練習場だ。

併設されているバッティングセンターではケージの前で(すぐに偽造出来そうなつるつるの)500円玉大のコインを入れて、打席に入る。このコインを買いに事務所に向かうのだが、そこでは古めかしいソファーに老人たちが数人座っていた。集会場代わりになっているらしい。そこでおじさんからコインを買う。1ゲーム105円。とってもリーズナボゥ。早速5枚コインを買って、人の少ないゴルフケージを見ながら、バッティングセンターのケージへ。

ここには、低速、中速、高速、超高速の4種類(スピードは不明)のスピードがあり、ケージは4つ。一番左側だけ、左右に打席がついている。で、私は当然その一番左に行きたいのだが、あいにくと5人ほどの小学生が順番に使っていて全く空かない。注意するのも面倒なので、中速の右打席へ。体感的には90キロぐらい? 意外と荒れ球で手を焼く(笑) そこで一打席を終え、子供たちが飽きるのを待っていると、二十歳前後のお兄ちゃん二人連れが現れる。片方の金髪の兄ちゃんに上から下までなめ上げられるように見られ、多少恐怖心を覚えた(笑) もうひとりの連れは、黒髪短髪、そしてバッティングに適した黒のシャツを着ており、早速ベンチに座り込んで、たばこを吸いながら、携帯を弄りだした。そして、5分ぐらいしてから、ケージに入っていい当たりを連発。高校球児くずれ、といった感じだろうか。遊びなのか多少練習も兼ねてるのか判断がつかなかった。

やがて、子供たちは持ち金がなくなったらしく帰宅。コインを入れて、ホームベースをまたいで左打席に向かうのだが、一球目の投げだしが早い(笑) ぼやぼやしてるとデッドボールをくらう。その後は客足もまばらで、場末感と穴場感をたっぷり味わう。5ゲームやって525円。これなら毎週来てもいいか、という値段だ。

昨日、今日と慣れない普段やらないバットスイングを繰り返したため、左手親指の皮がめくれた(笑) そして腕と背中が多少筋肉痛に。バッティングセンターにおいてあるバットも決して軽くは感じなかった。これが本当に毎週プールに通っている体であろうか?(笑) それはともかく、遊びとはいえども、きちんと打ち返すには、それなりの筋力とバットスピードが要求される。筋肉質である必要はないが、体幹にそれなりの筋肉がないと結構つらい。体力のありやなしやが結構はっきりするので、あなたも一度バッティングセンターに行って見ては?と無理矢理締めて、以上、報告終了。暇があったらまた行こう。

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