凝り性というか、私は一度ハマると短期間に数をこなさないと気が済まない。そんなわけで、今日は寝不足な体を引きずりながらも、会社帰りに明治神宮外苑にあるバッティングドームに行ってきた。
夕方、銀座線の外苑前駅。昔通ってた職場の最寄り駅。懐かしい場所だ。目的の場所は、外苑前駅から北上し、神宮球場を超えた聖徳記念絵画館の手前辺り。外苑前駅から徒歩10分ほど。市民プールの様な外観のバッティング専用の建物だ。中にはヤクルトの選手グッズもちらほら。リストバンドやらバッティンググローブやらを買いそうになるをぐっとこらえる。さて、バッティング・ケージ数は・・・まあ、興味があれば、公式サイトを見てくれ(笑)
ま、上記の様な感じで、スクリーンに現役の投手が映る最新式。映し出される投手はダルビッシュとか、由規とか。球速をランダムに出来る上級者モードの様なものもあった。さて気になる(?)お値段であるが、1ゲーム20球で400円、3ゲームで1000円。た、高い・・・。5ゲームぐらい、と思っていたが、左で2回、右で1回(※全て100キロ前後)打って切り上げた。ちなみに私本来の左打席でも結構空振りした。水泳と同じで、低いレベルで伸び悩む、という生粋の運動神経のなさがここでも顔を出し始めているのかもしれない。
会社帰りのサラリーマンも少しはいたが、多かったのが小学校高学年の子供達。この子供達はいつぞや見かけたうちの近所の悪ガキどもの様な手合いではなく、完全な野球少年。老齢のおなかのでたおじさんが、数人の子供たちを熱心に指導。子供に「ナイスバッティング!」と声を掛けながらも、後ろにいる親御さん相手に「ほら、ちょっとをタイミングを直すだけで、こんなに変わるんですよ。」「へぇ。」みたいなやりとりをしていた。それにしても子供たちは、例えば右打者であれば、計ったかの様にセンターから少し左側にきれいな放物線の打球を打ち返す。ボールを引きつけ、体の回転を利用して、球をうまくバットに乗せている。ここから未来の畠山が出てくるのだろうか・・・畠山?(笑)
帰りは信濃町駅から帰ったが、途中にビアガーデンが。なかなかシャレオツ。あの辺一体は緑も多く、建物の間隔も広くとってあって気持ちのいい場所だ。ビアガーデンを横目に、お酒の飲めない、お一人様大好きな自分の性格をちょっと恨めしく思ったりした。
さて、ここで日時をさかのぼり・・・日曜は彼女とデートなどと洒落込んでいた訳だが、デートの場所はバッティングセンター(笑) 我ながらひどい男である。この日行ったのは、東京バッティングセンター・パートIIIという生田緑地にあるバッティングセンター。すぐ隣に専修大学のキャンパスがある。向ヶ丘遊園駅で彼女と合流して、バイクで現地へ向かう。大体バイクで7、8分。歩いて来られる最寄り駅がない為か、来客数もまばら。
ところで、ここのバッティングセンターはなかなか本格的だ。なぜなら硬式球が打てる。硬式球が打てるバッティングセンターというのはそうないのではなかろうか? 噂では、速いスピードの硬式球は、感覚的にボール大の石ころを打ってるのとあまり変わらない、という話だったので(※あくまで私の聞いた噂)、バッセン初心者の私は遠慮しておいた。ここは、バッティングセンター自体が広く、投手の位置が割と遠くに設定してあって、打ちやすかった。先々週に始めた時は、80キロの球を散々空振りしていた私であったが、この日は130キロの球を打てた。神宮で100キロの球に手を焼いていたのは、マウンドが少し近く感じてタイミングが取りづらかったせいもある。以上、言い訳。
流石に、彼女をほっといて一人バッティングに耽っている訳にもいかないので、一緒に卓球をしたりした。他にもビリヤード、釣り堀(笑)、そしてなんと音楽のスタジオもあった。防音扉の向こうに見えるドラムセットとギターアンプ。たまには演奏してみたいねぇ。超ドヘタではあるが、ドラムもギターも全く演奏出来ない訳ではない。
そんなわけで、ここは音楽から釣り堀まで楽しめる、総合レジャー施設。スピリットは1969年のまま。それが東京バッティングセンター・パートIIIである。ちなみにパートIとパートIIの代わりに、登戸店という系列店があるらしい。登戸店がパートIだと仮定して、昔はちゃんとパートIIもあったのだろうか? それはともかく、小高い丘の上にある場末感漂う施設で、なんだかやけにのんびりしてしまった。田舎のゲームセンターにでも来たような感覚。正直、とても気に入った。公式サイトもなかなかふるっているのでご覧あれ。
バッセン巡りが思いの外楽しいので、ここもバッセン紹介ブログにしようか、との考えがふと頭をよぎったが、やはり上には上がいるもの、バッセン巡りを専門としている写真付きのブログがちゃんとある。趣味は広く浅く、がモットーの私であるので、まあ、飽きるまではこんな感じでバッセン放浪記を続けたい。そんなわけで、おそらくニーズはないと思うが乞うご期待!