Google Home とか Amazon Echoとかのいわゆるスマートスピーカーが世間を騒がせいるが、つい先日まで、正直私にはどんな必要があるのかさっぱり分からなかった。ところが・・・色々あってすでにAmazon Echoを持ってる(笑)
そして現在、別途、追加のEcho Dot を取り寄せている。(笑)(呆)
はてさて私の身に何が起こってしまったのか? (財布の紐がバカになっているのはとりあえず置いといて・・・・)
リモコンが多すぎる!(怒)
まず最初に思っていたのは、増えすぎた家電のリモコンを整理したいなぁ、ということ。特にテレビ周りのリモコンをどうにかしたかった。テレビ周りにはテレビ、BDレコーダー、AVアンプ、Amazon Fire TV など、とにかくリモコンだらけ。そんな訳で、学習リモコンみたいのをなんとなく物色していたのだが、なんとなくピンと来るものがない。ソニーのこれ・・・
なんて魅力的だったけど、リモコンに2万以上か・・・と二の足を踏んでいたところ、ふとこういう商品を発見。
こやつにリモコンを学習させ、操作はスマホからする。そうするとエアコン、テレビ、シーリングライトなど、赤外線でコントロール可能な家電はすべてこの1台を経由してスマホアプリで操作可能。
値段も安いし、ここまででも十分に購入対象となったのだが、eRemote miniでは更に各家電のボタンやアプリにあるタイマーを組みあせて、シーンと呼ばれる、マクロのようなものが組める。
具体的には「ただいま」のシーンに”エアコン・オン”、”リビングの電灯・オン”、”テレビの電源・オン”をまとめて、家についたときに、アプリから「ただいま」のシーンのボタンを押すと、一気にそれらがオンの状態になる。
さらにこれらは家の外からでも行える。真っ先に思い浮かべるのがエアコンの事前スイッチオン。家に着く10~15分前にスイッチを入れれば、これからの季節であれば、帰宅時にはすでにエアコンで部屋が暖まっている、てなこと。
そこからようやく、最初のスマートスピーカーに話がつながるのだが、eRemote miniなどのスマートリモコン(と呼ぶらしい)は、スマートスピーカーに対応しているものが多い。要するにAmazon Echoであれば、「アレクサ、リビングの電気を付けて」と話しかければ、それがスマートリモコンに繋がり、電気を付けてくれる。
どうせやるなら、そこまでやった方がいいよねー(だよねー)ということで、結局eRemote miniとAmazon Echoをセットで買ってみたのだった。
堕落しきった人間の出来上がり。
笑っちゃうぐらい便利だねー。寝室にEchoを置いてるんだけど、今の所よく使うのは、「アレクサ、おはよう」と話しかけて、今日の天気を聞く。寝るときに「アレクサ、静かな曲掛けて」「アレクサ、スリープタイマー1時間」と話しかけてミュージックタイマーを掛ける。寝室、リビングの電気がついているときは「アレクサ、全部消灯」と言って電気を全部消す。
一度経験すると戻れません。ただ少しだけ欠点もあって、それは製品の性質上仕方がないことではあるのだが、スマートリモコンと家電の間に少しでも障害物があると赤外線が届かず、家電が反応しないこと。だから、操作したい家電全てと何も隔てるものがない場所にスマートリモコンを置かねばならず、ひとつのスマートリモコンで欲張って色んな家電をコントロールしようとすると意外と適切な置き場が少ない。なので、全ての部屋をスマートホーム化!と意気込むときは、各部屋に1つずつスマートリモコンを置くしかない。一方、スマホ、とスマートリモコン、スマートスピーカーはWi-Fiを通して繋がっているので、多少の障害物があっても通信可能だ。
アレクサが意外とやる。
Amazon Echoに「アレクサ」と呼びかけるのがどれだけ経っても恥ずかしさが消えないが、この呼びかけがウェイクワードといって、この掛け声がないと機械が反応しないので、まあこれは致し方がない。それにしても、このアレクサ、使ってみると意外と優秀。今日の天気、今日のフラッシュニュース、適当な音楽の再生、などAmazon Echoの存在が物珍しくなくなっても、日常的に使える機能がそこそこある。その他、翻訳、自分が通勤で使う路線の状況の問合せ、知らない言葉を辞書代わりに使う、など、機能が盛りだくさん。これだけのことが出来るのは、サードパーティが、アレクサ用の音声アプリ(アレクサでは”スキル”と呼んでいる)がたくさん提供されているため。アレクサ自身もアップデートされ、サードパーティのスキルも増えれば、ますます便利になると思う。
そんな訳で、スマートホーム化は別にIOTに対応した最新家電を持っていなくても、案外手軽に出来るのであった。