2曲目、出来た。
ボーカルはSynthesizer Vの英語が歌える数少ないシンガーのエレノア・フォルテをチョイス。前の小春六花 日本語版に無理やり英語を歌わせたやつも面白かったといえば面白かったが、この曲はちょっとシリアスな曲調なので・・・
今回苦労したのは・・・まずコード進行。AメロからBメロに移るところでいきなり転調。ただこの一時転調先のキーがどうしても把握できず、結局写経のごとく海外サイトにあったコード進行を書き写して曲のベースとした。おかげで曲が出来た訳だが、コード進行から学ぶことが出来なかったのがちょっと残念。まあこれは完全に私の勉強不足が原因。
処理が大変だったのはストリングス。静かな始まりの冒頭部分から最後にすごく盛り上がる部分までずっと重要なパートを担っているので手を抜けない部分。勉強にはなったけど、あのアレンジで良かったかどうかはどうなんだろう? 多分それっぽく聞こえてると思うけど。
今回はボーカルミックスにも気を配った。というかこれまではボーカルミックスという概念すら頭になかった。EQ、コンプ、ショートディレイ、リバーブ、そしてオケに馴染むように若干汚したりとい事細かくやった。出来はまあまあ満足。ただ、ハモリ・パートをもっと左右に振って、さらにメインボーカルより一歩下がるアレンジにしたかったのだが、原曲が意外とツインボーカルなみにハモリが強調されていたので、なんか結局どっちつかずのアレンジになってしまった。
一方で、なんかイマイチだったのがドラムのミックス。あんまり明確な意図がなくEQ、コンプをかけていたらかえって不明瞭な迫力のないサウンドになってしまった。これはスピーカーで聞いたらほぼ分からなかったのだが、イヤホンで聞いたら如実に分かって結構がっかりした。ドラムのミックスはやりなおして、そのうち音源差し替えるかもしれない。
まあ出来は満足なところもあれば不満なところもあるが、ダイナミクスの変化の激しいバラード曲を1曲仕上げられたのは良かった。勉強、勉強。懲りずにまた別ジャンルの曲を作ります。