押井守監督のメッセージ。

押井守監督の「スカイ・クロラ」という映画はもう公開されているのだろうか? それはちょっと知らないが、この前NHKで押井守監督のスペシャル番組をやっていた。今度の押井作品は初めて若者に向けたメッセージをこめた作品になっているらしい。番組の終盤で、今回の「スカイ・クロラ」の試写を大学のキャンパスでやっている様子が紹介され、最後に押井監督が大学生に向けて大体こんなようなことを言っていた。

「生きてるって苦しいよね。重く、よどんで、真綿で首を絞められるような苦しみがある。君たちはちょうどその苦しい人生をスタートしたばかりだ。しかしながら、自分は55歳を超えたある時から、自分はその人生を一周終えてしまったと思った。一周先に周った人間として、僕が君たちに言いたいのは、生きるってそんなに悪いもんじゃないぜ、ということ。」

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