コリジョンルールなんていらない。

5/11 阪神vs巨人戦、コリジョンルール適用により、判定が覆ってセーフ。いやいやいや・・・。ビデオで見てセーフって言ってるんだから、審判は巨人に金もらってるんじゃないのか?と勘ぐられても仕方がない。
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ベッキーとか矢口真里とか。

 
下世話な話題だがベッキーの話。え?もう復活?とか思うわな、正直言って。一方、ゲスの川谷が活動続けていることに批難の声もあって、イギリスでは男尊女卑だとか報道されてたらしいが、まあゲスはアーティストだからな。アーティストだからと言って不倫が許されるわけではないが、ゲスが作る音楽が素晴らしい、と思う人が一定数いれば続けられるわね。前もどっかで書いたと思うけど、太宰治とかだって文学の才能なかったらただの人殺しだからね。そういう意味ではアーティストはあくまで作品のみで評価される側面がある、という強みがある。一方のベッキーはそれほど自己の能力で売ってた訳じゃない。きつい言い方をすれば、快活なイメージが崩れた瞬間に売りがなくなってしまうぐらいの才能しかなかったとも言える。両者の扱いの差と言えば、そこに尽きると思う。
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今後の『笑点』について。

 
ちょっと考えたんだけど、笑点はもうメンバー補充しないで、一人ずつ引退してけばいいと思うんだな。そうすればメンバーが抜けて行く度に緊張感が高まって視聴率も上がっていく様な気がする。メンバーが2人になった時点では司会1人に回答者1人。凄い緊迫感じゃないか。1人になったら、自分でお題出して自分で回答するしかないな。上手が司会者で、下手が回答者・・・ってそれじゃ落語か! ・・・お後がよろしいようで(o_ _)o

ベッキー

ヤフコメとか見てると、まあ、よくも寄ってたかってそこまでベッキーのことを叩けるな、と思う。自分自身は未来永劫、人様に後ろ指さされることがない人生を歩む、との確信があるのかな。誰しも、犯罪者になる可能性がある、とまでは言わないが、魔が差して何かやらかす、あるいは何かの出来事をきっかけに考え方が大きく変わってしまう、とかあると思うんだけどね。
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Eテレ「カズオ・イシグロ 文学白熱教室」を見て

私は、カズオ・イシグロは「日の名残り」と「私を離さないで」の2作しか読んだことがないんだけど、どちらも非常に印象に残る作品だった。ある種の、とても判断の難しい普遍的な事象にぶつかる登場人物達がそれぞれの人の、その人らしいやり方で、物事を解決したり、あるいはこじらせたりするのだが・・・まあそれはどの小説でもそうだろうが、その後ろにカズオ・イシグロ氏の優しく静かに見つめる眼差しを感じるというか・・・。私は、作家じゃないんで表現が全く及ばないのがもどかしいが、良いにせよ、悪いにせよ、そのどちらにもそっとイシグロ氏が共感を寄せている、切なさと優しさを感じる作風である、と思った。

さて・・・そのカズオ・イシグロ氏が、掲題の番組で、数十人の受講生(?)を前に「人はなぜ小説を書くか? あるいは読むのか?」という問いに問答を繰り返しながら、しつこくその点について言及してみせる。そして、現代の英文学のトップランナーともいえる氏が、その創作手法について、ほとんど手の内を明かしてしまっている。まあ、だからと言って、真似を出来るものでもないのだが・・・。今回は、生い立ちやそれぞれの作品の詳細は省くとして、私が特に印象に残った氏の発言をいくつか書き残して起きたいと思う。
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