やさぐれ猫の肖像。

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「おたくが人生の一体、何について知ってるって言うんだい?」

フィルム:FUJIFILM NEOPAN 1600 Super PRESTO

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P.S.今日はもそっと続きの駄文があります。お時間のある方はどうぞ。


ずっとやってみたかったのが、NATURA CLASSICAにネオパン1600を詰めての、モノクロ撮影。なかなかシャッターが押せずに、結果24枚撮りのフィルムを消費するのにかなり時間がかかりましたが、仕上がりにはそこそこ満足しております。決して、ひいき目に見ても、写真として出来が良い、という事はないのですが、なんとなく写真を撮っていく上でのひとつの方向性が見えた、というか、そういう点で。

写真を撮って行く上で表現したいひとつは、1枚の写真を通して、物事の本質に迫る、ということ。モノクロだったら、撮り手が被写体の本質をしっかり捉えてさえいれば、それが可能だと思っております。もちろん、全く簡単な話ではありません。一生掛けても満足のいく写真は1枚も撮れないかもしれませんが、それでも今回仕上がった一連の写真群を見て、またやりたい! と強く思いました。

・・・といっても、これは、ネガをスキャンしてからのお話。某大手家電量販店で、今回のネオパン1600の現像と同時プリントを頼んだのですが、とにかく白い! 好みうんぬんのレベルではなく、白飛びし過ぎ。モノクロは中一日の仕上がりなので、どこかに現像とプリントを頼んでいるのでしょうが、もうこの店では、2度とモノクロのプリントは頼まないことでしょう。

まあ、プリントのレベルの話はおいておくとして、私はこのネオパン1600の粒状感が好きです。ブログには一度もアップしてませんが、以前コダックのT-MAX100を試したのですが、あの微粒子なツルツル感はどうも肌に合いませんでした。モノクロには、なんというはもうちょっとワイルドな武骨な質感が欲しい、と思ってしまいます。

さて・・・いい加減書き終えたいのに、話の落とし所がなくて、困って来ましたが(笑)、そんな訳で、とにかく、これからもこつこつモノクロを続けようと思った次第です。

追記:論より証拠で、今回の記事の同時プリントの写真をスキャンしてみました。仕上がりはこんな感じ。

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いくらなんでもヒドくないですか?

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