泉谷閑示氏の本を読んで。

泉谷閑示氏の「ダイヤモンドオンラインでの連載」を読んで、氏の考え方に痛く共感し、彼の著作「「普通がいい」という病」「「私」を生きるための言葉」を読んでみた。

で、結論から書くと、これらは私が今まで読んだどの本よりも優れた思想書であり、私もこの本の内容どおり、まずは「世間」という名の「私」が存在しない「0人称」から「1人称」を獲得したいと思う。(なんのこっちゃ、と思われるかもしれませんが、ダイヤモンドオンラインのリンクを辿って、彼の考え方に共感を持てたのであれば、是非彼の著作を図書館で借りるのでもよいので、読んで見て欲しいと思います。)

「世間」からの脱却。

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明けましておめでとうございます。

あのー、心に貯めたあれやこれやを全部書いてしまおうか、とも思ったのですが、ここは年賀状なみにシンプルに。そして、今回限りは「ですます」調で通したいと思います。

皆様、明けましておめでとうございます。

今年は変化の年にしたいと思っております。どう変化するか、は、実はまだ定まっておりません。昨年より「編集・ライター養成講座」に通い始めて、何となくそっちの道もあるか、ぐらいには思っているのですが、これが本当に心からやりたいことなのかを、きっちり吟味したいと思っています。

走りながら考える、というのは嫌いです。ちゃんと立ち止まって考えます。しかし、ちゃんと考えたら、ちゃんと動きます。特に今年は「ちゃんと動く」に力点を置きたいと思います。他人の意見は参考程度に。これまで以上に自分の心の声を聞き取ることに腐心しながら。結果として、自分もハッピー、いきいきと自分のやりたいことをやれてる私の姿を見て、周りもハッピー、・・・そういう風になれたら、と思います。

現実には・・・思ってもいなかった様な悲しみに襲われるかもしれません。正月からこういうことを書くのもなんですが。ただそれでも、毎回毎回丁寧に心が望むことを見誤ることなく、一歩ずつ歩を進めていければ、と思います。

そんな訳で、これまでご縁のあった皆さん、将来、ご縁のあるであろう皆さん、今年も宜しくお願い致します。

有馬記念ひとり予想会。

今日は、”有意義”なことを何もしなかったお陰で色々考えることが出来た。それらをブログに書くつもりではいるが、結構重要なことだと思うので、ブログの記事をサッと書いて切り上げたい気分の今日は書かずに、比較的どうでもいい・・・というとファンに怒られそうだが、競馬の話題で、自分の書きたい欲を取り合えず満たしておこうと思う。

さて、いよいよオーラス、有馬記念。多少知ったような口で競馬のことも書いてきたが、実は、競馬を始めたのは今年の皐月賞から。この歳(あや歳、←キーボードのかな部分を眺めると分かる!)になるまでギャンブルとは無縁だったので、まさか今頃競馬にハマるとは、去年の今頃の自分は全く思ってなかったなぁ。しかし、競馬は単なるギャンブルとは片づけられない何か、がある。その何か、は・・・今の今まで全く検討してことがなかったので、結論めいたことは全く書けないが(笑)、その何かの周辺には、馬の競争適正とでもいうか、例えば、強い馬が順当に勝つこと、たまに強い馬の凡走、穴馬の激走があって適度に荒れること、ブラッドスポーツと例えられる様に、血統がそこそこモノを言って、データの見地からも検討が可能なこと、・・・とかがあるかな。とにかく競馬の妙味を知ってからは、全く宝くじを買う人の神経が知れなくなった。どうして、予想の醍醐味もない単なる抽選くじに大金を突っ込むことが出来るのだらう?

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体調のばかー。

いっつも風邪引いてる私だが、今回のはちとキツイ。昨日の夕方まで、会社の忘年会に行く気マンマンだったのだが、その後、寒気がひどくなり、会社の同僚にそっと「帰ります。」とつぶやいて帰宅。家には「晩飯はいらないよ。」と伝えておいたので、仕方なく通勤途中にある登戸駅の吉野家で半自動的に「並、みそ汁、卵。」とつぶやいて、ご飯が熱すぎるせいで卵が少し固形化しとるやないか!などと病人特有のつまらないことでいらいらしつつも、それらを平らげて帰宅。

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太宰治の「斜陽」読了。キンドルで。

キンドルで。っていうのは別になくてもいいんだけど、一応事実なので。あ、後、ネタバレありなので、これから「斜陽」を読む可能性がある人はこのエントリーはもしかしたら読まない方がいいかも。

そんな前置きはともかく、読んだねー「斜陽」。太宰作品はこれで「人間失格」に続いて2作目だけど、私は「斜陽」の方が好きだなー。「人間失格」はあまりに自分のことを書きすぎていて、どこか小説の体をなしていない、というか・・・むしろ、独白そのものであるからこその迫力はあるんだけど。そこへ来ると、この「斜陽」は主人公がまず女の人である。太宰自身の分身では決してない。そしてプロットも、最後のシーンで、主人公かず子が上原に対して、上原の奥さんに自分が身ごもった子供を是非とも抱いてもらいます、と迫ることで、物語として見事に纏まっている。

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17歳(+成人式)の誓い。

今日は私の誕生日。わー、パチパチ。・・・と、一人でやってても虚しいな(笑) 私もとうとう37歳(あ、書いちゃった!)。話はいきなり私の高校時代に飛ぶけども、私が高校生のとき、担任の先生が35歳でねぇ。その時は、35歳なんてのはオッサン中のオッサンに思えた訳だけど、・・・特に文化祭かなんかで、担任の嫁と子供が来てた時は、この人、大人の人なんだ、って強烈に思ったんだけど、今、自分がその歳を2歳もオーバーしてるんだから、驚くというか、この歳になって、オレってこんなにガンキンチョなの?って凄く思う。

まあ、これは余談。・・・余談と言えば、このエントリー自体が全て余談なんだけど、今日はいい事と悪い事が同時にあったなぁ。

まず悪い事から書こうか。

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