村上春樹はなぜノーベル賞を取れない? 大手紙が指摘していた「いくつもの理由」 (J-CASTニュース) – Yahoo!ニュース
ノーベル文学賞の季節になると毎回村上春樹が受賞するか否かが話題になるが、そのたびにネットでdisられているのが、ファンとしてはつらい。
コメント見てると、「そもそも面白くない」って意見がとても多いのだが、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』読んでもそう思うのだろうか? まあ、あれ読んでも面白くないというなら仕方がない。
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村上春樹はなぜノーベル賞を取れない? 大手紙が指摘していた「いくつもの理由」 (J-CASTニュース) – Yahoo!ニュース
ノーベル文学賞の季節になると毎回村上春樹が受賞するか否かが話題になるが、そのたびにネットでdisられているのが、ファンとしてはつらい。
コメント見てると、「そもそも面白くない」って意見がとても多いのだが、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』読んでもそう思うのだろうか? まあ、あれ読んでも面白くないというなら仕方がない。
今回から始まった、そして今回限りかもしれない映画評。記念すべき第一回は「21グラム」。
初回に選んだのに特に理由はない。ただ昨日観たから(笑)
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連休中に今村昌平の『楢山節考』を観た。重いなー、重い。別に連休中に見なくても良かったかな(笑) 観たきっかけなんだけど、一番最初は(と言ってもごく最近だが)、『復讐するは我にあり』を見て、こりゃ凄いと思って『赤い橋の下のぬるい水』を見て、こんなお馬鹿な映画も撮れるんだと監督の柔軟さに感心して、ついでに『カンゾー先生』も観て、そして満を持して借りたのが『楢山節考』。
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私は、カズオ・イシグロは「日の名残り」と「私を離さないで」の2作しか読んだことがないんだけど、どちらも非常に印象に残る作品だった。ある種の、とても判断の難しい普遍的な事象にぶつかる登場人物達がそれぞれの人の、その人らしいやり方で、物事を解決したり、あるいはこじらせたりするのだが・・・まあそれはどの小説でもそうだろうが、その後ろにカズオ・イシグロ氏の優しく静かに見つめる眼差しを感じるというか・・・。私は、作家じゃないんで表現が全く及ばないのがもどかしいが、良いにせよ、悪いにせよ、そのどちらにもそっとイシグロ氏が共感を寄せている、切なさと優しさを感じる作風である、と思った。
さて・・・そのカズオ・イシグロ氏が、掲題の番組で、数十人の受講生(?)を前に「人はなぜ小説を書くか? あるいは読むのか?」という問いに問答を繰り返しながら、しつこくその点について言及してみせる。そして、現代の英文学のトップランナーともいえる氏が、その創作手法について、ほとんど手の内を明かしてしまっている。まあ、だからと言って、真似を出来るものでもないのだが・・・。今回は、生い立ちやそれぞれの作品の詳細は省くとして、私が特に印象に残った氏の発言をいくつか書き残して起きたいと思う。
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先日、BSジャパンで「アウトレイジ」と「アウトレイジ ビヨンド」を放送していたので、とりあえず未見だった「アウトレイジ ビヨンド」を見てみた。
結論からいうと・・・、期待していたより面白くなかった。
たけしの映画は割りと好きだし、前作の「アウトレイジ」も楽しめたので、じゃあ一体どの辺りがピンと来なかったんだろう?と思い、ネットにあふれる批評も参考にしながら、甚だ余計なお世話ではあるが、「アウトレイジ ビヨンド」の欠点を検証していこうと思う。(いや、本当に余計なお世話なんだけど(笑))
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フランシス・フォード・コッポラといえば、言わずもがなの「ゴッドファーザー」や「地獄の黙示録」の監督だけど、最近は何やってるのか知らない、って人も多いのではないだろうか。まあ、代わりに娘のソフィア・コッポラが監督として売れているようだが・・・。ソフィア・コッポラと言えば「ゴッドファーザー Part III」ではマイケルの娘役で出ててなんだか不評を買っていたことを思い出す。確かウィノナ・ライダーにオファーを出してが断られて、それでソフィアにお鉢が回ってきたとかそんな話だったと思うが。ソフィアは「ゴッドファーザー」でも洗礼を受けるマイケルの生まれたばかりの長男役(?)として赤ん坊の時の姿をスクリーンにさらしている。
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