「iPhoneを探す」を初めて有意義に使う。

昨日の会社からの帰り。

いつもiPhoneからBluetooth経由のポータブルアンプ経由で音楽を聴いているのだが、ちょうど自宅最寄り駅に電車が差し掛かるところでポータブルアンプの電池がなくなってしまった。しょうがないので、音楽を聴くのを諦め、イヤホンをカバンにしまいつつ、電車を降りた。

電車のホームをぼーっと歩いていると、ふと手元のApple Watchに目が留まった。私のApple WatchはWi-Fiモデルのため、近くにiPhoneがないと通信が出来ない。そのため、iPhoneが近くにない場合は、画面のトップにiPhoneがないことを示す赤いマークが出る。

そして、その赤いマークが目に留まった。

「!?」

iPhoneがない!

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不景気を実感する出来事。

実家が近いのでちょくちょく様子を見に行くのだが、その時、母親に近所のスーパーで洗剤のセットを買ってきてくれ、と言われた。その時に母親に聞いたのが、某粉洗剤の内容量が最初は1100gだったのが、1000gになり、いまでは900gになっている、という話。

これを聞いて、いやー、日本って本当にスタグフレーションだなぁ、と実感した。

私自身は缶コーヒー愛好家で、ショート缶をよく買うのだが、ショート缶もこの15年ぐらいで、内容量が190gから170gまで減っている。数値を確認したわけではないが、チョコレートのお菓子も内容量が減っているようだ。

上記の商品は消費税分値段は高くなっているが、基本的にそれほど値上げはされていない。

本来なら原材料費が高くなっているなら、その分販売価格に反映させるのがある意味正しいインフレだ。

ただ、そのあたりは企業は流石によく分かっていて、日本の家庭の可処分所得はここ20年も増えておらず、値上げは致命傷に繋がりかねない。この原材料費の高騰をどこで吸収するかというと内容量の減少で対応するしかない。

近所のスーパーで思い出したが、そのスーパーは2階建ての2フロアで営業していたのだが、数年前に生鮮食品のみを1フロアで扱う規模の縮小をした。そして空いた2階に入ったテナントと言えば・・・・しまむらと100円ショップ。これもまた経済の実態を見事に反映してるなぁと思った。

そんな訳で、日経平均株価は上がり、企業の利益も増えているといいながら(コロナは置いておくとして)、庶民の実態はみんな給料が増えないなか、そして税金は上がるなか、庶民は安い消費財を買って糊口をしのいているな、と実感する。

Apple Watch Series 6、レビュー。

Apple Watch Series 6、44mm、GPSモデル、スペースグレイ・アルミニウムを購入した。ほぼ同じ位置づけのスペックのSeries 4からの買い替え。

今日(2020/10/07)現在でも別にSeries 4は時代遅れ感はない。 最新のWatchOSを入れてもキビキビ動く。まあでもSeries 5見たときから、やっぱり常に文字盤が表示されてこその時計だとの思いが強くなり、別に血中酸素濃度が測れなくても良かったのだが、Series 6の発売!、となったところで気が付けばポチっとしてしまっていた。

腕につけた感覚はSeries 4のそれとほぼ一緒。色んな記事見ると画面が25%ぐらい明るくなっているようだが、ぱっと見、凄い明るい!というのはない。Series 4の時から画面は十分綺麗でそれを受け継いでいる、という感じ。凄く明るい日中に外で見ると違いが分かるのだろうか?

肝心の常時表示について
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コロナ期の読書。 カミュ「ペスト」他

たまには本の話でもしよう。

最近、私にしては珍しく本を読んでいる。備忘録代わりに読んだ本の紹介でもしていこうか。

カミュ「ペスト」

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コロナウイルスが流行ってからまた読まれだした本。私も流行に乗って読んでみた。

群集心理の描写が巧み。コロナの発生から終息まで、おそらくこの小説通りの群集心理が働くのではないかと思った。もっともペストは封鎖された都市での話だが。

カミュは無神論者ということだが、ペストという異常事態下において、神の存在とか、それぞれの行動の悪意、善意と信心についてなどが丁寧に書かれていて面白かった。無神論者による宗教の検証というのが興味深い。

ヴィクトール・フランクル「夜と霧」


ユダヤ人の精神科医、フランクルがナチスによって強制収容所に収監された時の克明な記録。

善悪、私情をなるべく排したドキュメンタリー・タッチの記述が逆に恐ろしさを際立させる。精神科医ならではの観察が素晴らしく、極限における人間の行動がよく分かる。

まあ名著には違いないが、再読したいか?と問われれば・・・それほど結構読み進めるがつらい。
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NHKスペシャルのナベツネを見て思うこと。

Nスペのナベツネ、リアルタイムで見てた。一介の政治記者があそこまで政治の中枢に食い込んでいたのは異常としかいいようがないが、それでもナベツネ始め、歴代の自民党総裁は戦中から反戦派が多かったのは結構意外だった。ナベツネが戦争中から一貫して反戦派で、終戦後一時期共産党に所属していたというのも初めて知った事実でかなり驚いた。

それを考えるといわゆる55年体制は、社会党も自民党も、実際にはどちらも左派であったといえる。理論的、理想論的左派と、実際の戦争を体験し、その苦い経験から反戦を唱える左派、どちらがマシかというのはここで書くまでもないことだ。

一部の人間だけが政治を動かし、それこそ半沢直樹よろしく権謀術数、そしてカネが入り乱れた戦後政治は反省すべき点も多いのだろうが、戦後の混乱期、それでも戦争体験を元に再度戦争に巻き込まれることだけは避けなければならない、という思いで自民党のリーダー達はなんとか国をうまくコントロールしてきたように思えた。

彼らの政治手腕もあってか、幸い終戦から現在まで朝鮮戦争、ベトナム戦争などに直接巻き込まれることなくやってきた戦後日本だが、結果としてよいことではあるが、今では戦争を知らない世代が政治を動かしている。
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まあ、これだから若い選手に嫌われるんだろうな。

V9時代というのをこの令和でどれだけ知っている人がいるのかは知らないが、とにもかくにも当時と現在では野球のスタイルが違う。スポーツ科学も進化して、アスリートの身体についても現場レベルで情報が共有されているだろう。

ましてや今シーズンは100年に1度あるかないかの異常なシーズンで、スケジュールも非常にタイトだ。
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