競馬場の哀しきハイエナ達。

私の会社の同僚が、昨日、朝から東京競馬場にいて、トータル5万円ぐらい擦ったらしい。かく言う私もメインレースの「ヴィクトリアマイル」で3000円擦ったのだが・・・。

さて、そんな第一レースから競馬場でレースを見てしまう私の会社の同僚が、朝一番に競馬場で目にするもの。それが彼のいうところの「ハイエナ」だ。

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Made in Japanにこだわる必要なし。

ITの世界では、Appleだ、Googleだ、Amazonだ、Facebookだとアメリカの企業ばかりの隆盛が目立つ。それに対抗して、例えば角川歴彦の「クラウド時代と<クール革命>」では、「東雲(しののめ)」なる日本製のクラウドを作ろう、みたいな話が載っている。しかし、ちょっと気になるのは、これまでは日本の企業の製品が世界を席巻していたのに、現状の日本企業は見る影もなく、このままでは日本が危ない、海外企業に乗っ取られる、みたいな論調が多いことだ。私は正直、海外企業に日本の市場を乗っとられて何が悪い?と思ってしまう。

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ミニシアター活性化試案。

全国でミニシアターの閉館が相次いでいるようである。最初に断っておくが、私は映画大好き人間でもないし、ミニシアターに足を運んだのも数回程度だ。足を運んでない私が言っても説得力が欠けるかもしれないが、それでも、何か勿体ない気がする。

なぜミニシアターの閉館が相次ぐのか。ミニシアターで上映される映画がつまらないからだろうか? 答えはおそらく否だろう。しかしながら、映画通の人間は慎み深い人間が多いのか、少なくとも一般的な映画ファンには、なかなかミニシアターの情報は伝わってこない。また、マニアックで近所のレンタルショップには到底置いていないであろう作品が、最近ではネットレンタルによって借りられる様になったのも、ミニシアター離れの原因のひとつとしてあるかもしれない。

しかし、それで終わっていいのか? ミニシアター。そこで、経営のノウハウもビジネスのノウハウも全く知らない私ではあるが、ソーシャルグラフを元にしたミニシアター活性化試案を勝手に考えてみたいと思う。

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新しいデジタル・デバイド 〜その弐〜

あまりに久々すぎて、当初、何を書きたかったのかすっかり忘れてしまったが、一応続けてみることにする。

一応、こちらが前回記事。
馬鹿ラッチ2.0 — 新しいデジタル・デバイド 〜その壱〜

今回は情報のたこつぼ化について。

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ベーシック・インカム

始めは、なんぞその著しく社会主義的なシステムは、と思って、あまり真面目に記事を読んだり、話を聞いたりするつもりはなかったんだけど、下記のインタビューを読んで考えが変わった。(注:相当に長いインタビューなのでサクッとこの記事を読みたい方は、その下の二つのリンク先記事だけを読んで頂いても構いません。)

談話室沢辺 ゲスト:飯田泰之 実践派エコノミストが提案するベーシック・インカム | ポット出版

月に5万円の支給なら労働意欲を削がれることもないよね。

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新しいデジタル・デバイド 〜その壱〜

もはやインターネットの使用は常識となった。もちろん、未だにパソコンを使ったことがない、という人もいるだろうが、そういう人ですら、人々の話題、あるいはインターネットを用いたサービスを介して、間接的にはインターネットの影響を受けているだろう。それぐらいインターネットは人々の生活に欠かせないものとなっている。

そうなると、次の課題は、そんな時代に、ネットをどう活用していくのか、という話になると思う。卑近な例を挙げると、うちの66歳の父親もインターネットをやってはいるようだが、どちらかと言えば、ネットの情報よりも、テレビ、新聞の情報によりプライオリティをおいている感じである。それはそれで問題ないのだが、例えば30歳代後半の私であるとか、もっと若い世代の人間がそれで済まさせるか、と言えば、恐らくそれでは済まないだろう。これは好きか嫌いか、興味があるかないか、の問題ではない。脅かす様だが、これからは上手にネットを活用出来るか否かで、その人の生活の質まで変えるぐらいの誰しも避けては通れない問題なのである。

そこで、新しいデジタル・デバイド、つまり、インターネット使用と当然のこととして、その先のネット上での情報格差が何を生むか、について・・・、適当に検討したい(笑) いや、真面目にやるけど、あくまで趣味のレベルで。

どうやら、長くなりそうなので、複数回に分けて書いて行こうと思う。

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