小説の存在意義を村上春樹の言葉に学ぶ。

なんちゅうか、人生の様々な局面に対応する専門書というかハウツー本とでも言うか、とにかくそんなものがたくさんある中で、とりわけ小説を読む意味って一体何? という疑問は常に心に引っかかっていた。で、それに対する答えを村上春樹氏が過去のインタビューでいとも簡単にズバリと言い当ててた。

「僕が今、一番恐ろしいと思うのは特定の主義主張による『精神的な囲い込み』のようなものです。多くの人は枠組みが必要で、それがなくなってしまうと耐えられない。オウム真理教は極端な例だけど、いろんな檻(おり)というか囲い込みがあって、そこに入ってしまうと下手すると抜けられなくなる」

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キンドル危機一髪!

私のキンドルが死にかけた。

・・・・っとその前に、キンドルが無事手元に届いたこと自体をこのブログでは書いてなかったのだった。先日の記事に書いた通り、Amazon.comでポチッとなしたキンドルは、注文から4日後ぐらいにUPSを使って無事我が家に届いた。で、早速やったことは、まず、バージョン2.3へのアップデート。それからtakayamaさんが作られた「青空キンドル(仮) [Beta]」で、キンドルに最適化された太宰治の「人間失格」PDFをキンドルにインストール。(この素晴らしいウェブアプリについては機会を改めて報告する予定) 当面はこの人間失格を読むのと他の用事などもあってしばらくはキンドルをそれ以上弄らないでいたのだが、今日、やっとytsuboiさんの作られた「日本語フォント導入はっく」(Kindle Software Update Version 2.3に対応したUnicode Font Hack記事中にアプリあり)を導入した。

そこで事件は起こった。

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Google Wave、初心者がつまずきやすい3つのポイント。

私がGoogle Waveの存在を知ったのはつい最近。いつものごとくtwitterでうじゃうじゃとつぶやいていて、ふと画面の横を見ると、twitterの人気検索ワードの一位のところに「Google Wave」とあった。なんじゃい、そりゃ?ということで検索をしはじめたのがそもそものきっかけ。

記憶を頼りに書くので少し違っているかもしれないが、Google Waveの開発者いわく、メールというシステムだけが時代遅れのまま取り残されているので、それを全てひっくり返す様なシステムを作りたかった、とのこと。メールに変わる? それはちょっとしたパラダイムシフトではないか。これはちょっとやってみよう・・・と思ったのであるが、Google Waveは2009/12/03現在、beta版でもなくまだpreview版で、招待された人しか入れない。そんなことで、誰かGoogle Waveに誘って〜、とつぶやいてみたら、先日「キンドルに青空を」でご一緒した方が誘って下さり、私もとうとうGoogle Waveデビューを果たした訳である。

ところが・・・入ったはいいが何をしていいか分からない! そんな状態からほんの少しだけGoogle Waveを見られる様になった現在までの間で、特に初心者がつまずきやすい点を要点を絞って紹介しよう、というのが今回の記事の要旨。

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結局、最後はiPhoneに行き着く・・・のか?

ソフトバンクが、iPhone for everybodyのキャンペーンを更に強化し、新規加入者は16GB、32GBの月々の本体割賦支払いが半額になるらしいので、もしかすると買っちゃうかもしれない。さて、どうするiPod touch。里子(=ヤフオク)にでも出すかなぁ。

ただ、心配なのは月々の支払い。現在所有のドコモは取り合えず解約予定なし。

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久々の同窓会。

昨日は「キンドルに青空を」のワークショップに行った後、前に勤めていた会社の卒業生(?)が集まる忘年会に初めて参加。会うのは7〜8年振り? とにかくみんな微妙に老けた様な、そうでもないような・・・。でもみんな性格は全然変わってなかったなぁ。そんな中で私は「全然変わってない!」と驚かれることしきり。確かに自分でも外見が老けた様な印象はあまりない。・・・うん? これは毎日いやいやながらも鏡は見てる訳だから当たり前か。その代わり、当時と比べてかなーり太ったんだけど、それについては誰も触れなかったな。

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キンドルは出版界の黒船足りえるか。

昨日、「キンドルに青空を」というワークショップに行って来た。目的はまずキンドルの実物に触れ、更に現状では日本語が表示出来ないキンドルに何とか日本語表示をさせましょう、というもの。私はかなり冷やかし半分の参加者だったのだが、結果・・・見事洗脳されて、Amazon.comにて先程ポチッとな、してきた(-.-;)

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