会社で一人、体調不良を訴え、ずっと出社してない人がいる。その人は昔から出社出来たり、出来なかったりを繰り返していたが、最近はより体調が悪化したのか、ほとんど会社に来られていない。
このことに対し、不満を堂々と口外する人もいる。
まあ不満を口外する人の気持ちは分かる。自分の仕事の負担は増えるし、どれだけ給料の差があるか知らないが、あまり変わらない様なサラリーだとしたら不公平感も高いだろう。
しかし・・・昔、体調を崩して、長らく失業していた経験がある私からすると、その休んでる人の立場もなんとなく分かる。
具合が悪い人には悪い人なりの限界がある。一般の社会人が例えば毎日8〜10時間ぐらいの労働を期待されたとしたら、およそ6時間ぐらいの睡眠で、仕事や日常生活の労力を含め、ある程度の疲労が翌朝には回復しているぐらいの体力がなければならない。
しかし病気がちの人はそこまでの体力はない。8〜10時間寝て、4時間ぐらい労働したらもう疲労困憊の人など、パターンはいろいろあろうが、その人の体力の限度を超えて働くと、発熱にはじまり諸症状が出て、会社を休まなくならざるを得ない。
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