社会的弱者がますます社会的弱者になる時代。

会社で一人、体調不良を訴え、ずっと出社してない人がいる。その人は昔から出社出来たり、出来なかったりを繰り返していたが、最近はより体調が悪化したのか、ほとんど会社に来られていない。

このことに対し、不満を堂々と口外する人もいる。

まあ不満を口外する人の気持ちは分かる。自分の仕事の負担は増えるし、どれだけ給料の差があるか知らないが、あまり変わらない様なサラリーだとしたら不公平感も高いだろう。

しかし・・・昔、体調を崩して、長らく失業していた経験がある私からすると、その休んでる人の立場もなんとなく分かる。

具合が悪い人には悪い人なりの限界がある。一般の社会人が例えば毎日8〜10時間ぐらいの労働を期待されたとしたら、およそ6時間ぐらいの睡眠で、仕事や日常生活の労力を含め、ある程度の疲労が翌朝には回復しているぐらいの体力がなければならない。

しかし病気がちの人はそこまでの体力はない。8〜10時間寝て、4時間ぐらい労働したらもう疲労困憊の人など、パターンはいろいろあろうが、その人の体力の限度を超えて働くと、発熱にはじまり諸症状が出て、会社を休まなくならざるを得ない。

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「パチブロ」を経てフレックスベル 32kg 2kg刻みのダンベルを買ったので早速レビュー

筋トレは肩の痛み、風邪などでたまに休んだりしているが、基本的にこの4か月間ずーっと続けている。

だけれども、ちゃんと追い込めてないからなのか、体つきはさほど変わっていない。ほんの少し、大胸筋が大きくなったかな?という程度。

なので、宮迫博之が3か月でかなりムキムキになった動画を見たときは、結構びっくりした。あれだけ短期間で筋肉量が4kgも増えるのも凄いが、大した怪我もせず乗り切ったのが何より凄い。かなりの高重量を扱わないと短期間であの体にはならないな、と思ったが、まあ50も近くなってくると、回復は遅い、ちょっとしたことで腱などを痛める、で、ただがむしゃらにやれば結果がついてくる、という訳でもない。選任チーム組んで食事からトレーニング内容までしっかり見てもらったらしいが、それでもやる本人の気力ももちろんだが、体がついて来ないと結果に結びつかない。それに耐えうるだけの宮迫の体が凄いな、と。体を遠慮なく追い込めるというのもひとつの才能だと思う。

閑話休題。

筋トレを始めるにあたって、何を使ってトレーニングするか、という問題があったが、自重では負荷のコントロールが難しく、何より地味でトレーニングがあまり面白くなさそうだったので、ダンベルを使うことにした。で、最初に買ったダンベルがこれ。

パワーブロックという正規商品のパチモン。別名「パチブロ」。

ただパチモンとは言っても、商品自体はとても良い。

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「iPhoneを探す」を初めて有意義に使う。

昨日の会社からの帰り。

いつもiPhoneからBluetooth経由のポータブルアンプ経由で音楽を聴いているのだが、ちょうど自宅最寄り駅に電車が差し掛かるところでポータブルアンプの電池がなくなってしまった。しょうがないので、音楽を聴くのを諦め、イヤホンをカバンにしまいつつ、電車を降りた。

電車のホームをぼーっと歩いていると、ふと手元のApple Watchに目が留まった。私のApple WatchはWi-Fiモデルのため、近くにiPhoneがないと通信が出来ない。そのため、iPhoneが近くにない場合は、画面のトップにiPhoneがないことを示す赤いマークが出る。

そして、その赤いマークが目に留まった。

「!?」

iPhoneがない!

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不景気を実感する出来事。

実家が近いのでちょくちょく様子を見に行くのだが、その時、母親に近所のスーパーで洗剤のセットを買ってきてくれ、と言われた。その時に母親に聞いたのが、某粉洗剤の内容量が最初は1100gだったのが、1000gになり、いまでは900gになっている、という話。

これを聞いて、いやー、日本って本当にスタグフレーションだなぁ、と実感した。

私自身は缶コーヒー愛好家で、ショート缶をよく買うのだが、ショート缶もこの15年ぐらいで、内容量が190gから170gまで減っている。数値を確認したわけではないが、チョコレートのお菓子も内容量が減っているようだ。

上記の商品は消費税分値段は高くなっているが、基本的にそれほど値上げはされていない。

本来なら原材料費が高くなっているなら、その分販売価格に反映させるのがある意味正しいインフレだ。

ただ、そのあたりは企業は流石によく分かっていて、日本の家庭の可処分所得はここ20年も増えておらず、値上げは致命傷に繋がりかねない。この原材料費の高騰をどこで吸収するかというと内容量の減少で対応するしかない。

近所のスーパーで思い出したが、そのスーパーは2階建ての2フロアで営業していたのだが、数年前に生鮮食品のみを1フロアで扱う規模の縮小をした。そして空いた2階に入ったテナントと言えば・・・・しまむらと100円ショップ。これもまた経済の実態を見事に反映してるなぁと思った。

そんな訳で、日経平均株価は上がり、企業の利益も増えているといいながら(コロナは置いておくとして)、庶民の実態はみんな給料が増えないなか、そして税金は上がるなか、庶民は安い消費財を買って糊口をしのいているな、と実感する。

Apple Watch Series 6、レビュー。

Apple Watch Series 6、44mm、GPSモデル、スペースグレイ・アルミニウムを購入した。ほぼ同じ位置づけのスペックのSeries 4からの買い替え。

今日(2020/10/07)現在でも別にSeries 4は時代遅れ感はない。 最新のWatchOSを入れてもキビキビ動く。まあでもSeries 5見たときから、やっぱり常に文字盤が表示されてこその時計だとの思いが強くなり、別に血中酸素濃度が測れなくても良かったのだが、Series 6の発売!、となったところで気が付けばポチっとしてしまっていた。

腕につけた感覚はSeries 4のそれとほぼ一緒。色んな記事見ると画面が25%ぐらい明るくなっているようだが、ぱっと見、凄い明るい!というのはない。Series 4の時から画面は十分綺麗でそれを受け継いでいる、という感じ。凄く明るい日中に外で見ると違いが分かるのだろうか?

肝心の常時表示について
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コロナ期の読書。 カミュ「ペスト」他

たまには本の話でもしよう。

最近、私にしては珍しく本を読んでいる。備忘録代わりに読んだ本の紹介でもしていこうか。

カミュ「ペスト」


コロナウイルスが流行ってからまた読まれだした本。私も流行に乗って読んでみた。

群集心理の描写が巧み。コロナの発生から終息まで、おそらくこの小説通りの群集心理が働くのではないかと思った。もっともペストは封鎖された都市での話だが。

カミュは無神論者ということだが、ペストという異常事態下において、神の存在とか、それぞれの行動の悪意、善意と信心についてなどが丁寧に書かれていて面白かった。無神論者による宗教の検証というのが興味深い。

ヴィクトール・フランクル「夜と霧」


ユダヤ人の精神科医、フランクルがナチスによって強制収容所に収監された時の克明な記録。

善悪、私情をなるべく排したドキュメンタリー・タッチの記述が逆に恐ろしさを際立させる。精神科医ならではの観察が素晴らしく、極限における人間の行動がよく分かる。

まあ名著には違いないが、再読したいか?と問われれば・・・それほど結構読み進めるがつらい。
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