マネタイズ。

今日は佐々木俊尚さんの『電子書籍の衝撃』刊行記念講演会に行ってきた。昨日、編集・ライター養成講座の卒業制作を提出し終え、電子書籍をテーマにして卒業制作を書いた私は、もうしばらく、電子書籍はいいや、と思っていたのだが、インタビューを受けてもらったお礼も兼ねて行ってきた。会場には150人ぐらい来ていたのだとか。講演で熱っぽく語る佐々木さんの姿を見て、こういう凄い人だと知っていたら、怖じ気づいて直に取材なんて申し込めなかっただろうなぁ、と思った。無知は時に無謀な勇気を生む。

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スマホ戦争勃発。

今日は、やるべきこともやらず(※編集・ライター養成講座の卒業制作)、ソフトバンクオープニングdayのUstream中継をだらだらと見ていた。この中継を総括すると、それって半分の時間で出来るよね?って感じだったんだけど、まあ、それは取り合えずおいとくとして、今日はその中で、iPhoneにつぐ新しいスマートフォンとしてHTCのandroid携帯「HTC Desire」の発表があった。これにはソニーエリクソンの「Xperia」購入予定のドコモユーザーからも色々反応があった。

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モバイル化と孫正義が本当に目指すもの。

昨日、私が通っている編集・ライター養成講座の飲み会があって、遅れてきた私は、一番入り口から近い空いている席に座った。で、飲み会が始まって、近くにいた二人と私の三人が何気なく手元に置いたのがiPhone。ちょっとしびれたね。大げさに言うと時代を感じた瞬間だった。

さて、今日の話は、全てはモバイルに収斂されるって話と、iPhone繋がりって訳ではないけど、孫正義の話。

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雑誌は生き残れるか?

今回はちょっとした思考メモ。

今、吉良俊彦氏の「ターゲット・メディア主義―雑誌礼讃」という本を読んでいる。

著者の吉良さん、実は、先日、編集・ライター養成講座の講師として講義をされ、その講義が大変感動的だった。そして、講義の後、教室の出入り口にこの本がちゃっかり置いてあったので、勢い余って購入。実のところ、え?今更、雑誌の話?みたいな印象はあって、恐らくあの講義で受けた感動と、その場での即売(?)がなければ買ってなかったと思う。が、いきさつはともあれこれもひとつの縁。さっそく読んでみた。

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「アバター観たけど、ストーリーが陳腐で面白くなかった。」

今日、遅まきながら、アバターを観てきた。とにかく衝撃的な映画だった。だが、一緒に観に行った彼女にその凄さを説明しようとしても、ストーリーは古典的、王道的なものだけど映像は凄かった、としか言えなかった。決してそういうレベルの映画だと思った訳ではない。だが、この映画の凄さをどうしても言葉で説明出来なくて、それがもどかしかった。

え? 表題と書いてること違うじゃないかって? まあ、それについては後で説明するとして・・・。

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モノづくりの国、どこへ行く?

戦後、日本はずっとモノづくりで、経済を、そして世界を引っ張ってきた。ソニー、松下、ホンダ、トヨタ・・・。どれもMade in Japanの立派なブランド。しかし、先進国での物質的なインフラは取り合えず完了し、各家庭に最低限の家電、クルマ、バイクなどが揃った。そこで、興ったIT産業。グーグル、アマゾン、イーベイ、マイクロソフト、アップル。日本企業の名前がひとつもない。なぜか?

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